河合克敏【とめはねっ!-鈴里高校書道部-】11画

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94ほのぼの星人 ◆PqvYwT1Xyg
加茂「おい、ゆかり、忘れてないだろうな、きょうは……」
大江「はいはいわかってますよ。お返しでしょ」
三輪「あらー、義理だったから気をつかわなくていいのにぃ」
大江(といいつつ受けとりはするんだよな……)
加茂「なんだこれ? 500円ぐらいか? ショッボイの」
大江「チロルチョコだったひとのセリフですか!?」
三輪「ゴディバか。ゆかりちゃんにしてはまあまあのチョイスね」
大江「ありがとうございます」
日野「こっちの大きな包みはなに?」
大江「わー! そっちは先輩たちのじゃないから、開けないでください!」
三人「……」
大江「な、なんですか、不気味にしずまりかえって」
加茂「残念だったな、ゆかり……きょうは金曜日」
三輪「あなたの本命は、いまごろほかの男と乱取りでもやってるころよ」
日野「大江くん、恋の内股、大すかし……ってとこね」
大江「そ、そんなぁ……」

ガラガラっ

望月「こんちわーす」
加茂「あれっ、うわさをすればなんとやら?」
望月「黒いうわさじゃないでしょうね。あー重かった。ハイこれどうぞ!」

ドサドサっ

日野「うわー!! これ全部ホワイトデー?」
三輪「すごい量ね……100個は下らない?」
加茂「さすが学園のマドンナは違うな」
大江「マドンナって死語ですよ、先輩……」

三人娘(それにしても負けた……ガクリ)