>>397 スマン、イチビリの用法が間違ってたっていうか実はニュアンスがイマイチ。
森を歩いていたら小鳥たちが余りにも楽しそうに鳴き交わしていたので
試みにフクロウの啼き真似をしてみた。すると今までの喧噪が嘘の様に
静まったではないか。猛禽類たるフクロウの面目躍如といったところか。
而していくら鳥頭と謂えども何かがおかしいと小鳥たちも気付くのであろう
暫く経てば元通りに。許せ小鳥たちよ、寂しさゆえ戯れに嘯いただけなのだ。
あてど無く森を徘徊していたら蝿の群がりを見つけた。糞でもあるのかと
棒切れを拾いワクワクしながら近寄ると、その先にあったのは親指ほどに
育った子鼠の死骸であった。日常に於いて死とは異常なことであり、ゆえに
生活の場から忌み避けられるものであるが、死と生が当たり前に同居する
この場所では寧ろその日常こそが排除されるべき異物であろう。冥福は祈らず、
そして願わくばこの様に朽ち果てたいと望むもそれは決して許されない。
市民として生を受けたからにはやはり市民として死ぬほか無いのである。
忌避され燃やされ灰となりそうして箱に納められ、いつか忘れ去られるのだ。
>>397 スマン、イチビリの用法が間違ってたっていうか実はニュアンスがイマイチ。
森を歩いていたら小鳥たちが余りにも楽しそうに鳴き交わしていたので
試みにフクロウの啼き真似をしてみた。すると今までの喧噪が嘘の様に
静まったではないか。猛禽類たるフクロウの面目躍如といったところか。
而していくら鳥頭と謂えども何かがおかしいと小鳥たちも気付くのであろう
暫く経てば元通りに。許せ小鳥たちよ、寂しさゆえ戯れに嘯いただけなのだ。
あてど無く森を徘徊していたら蝿の群がりを見つけた。糞でもあるのかと
棒切れを拾いワクワクしながら近寄ると、その先にあったのは親指ほどに
育った子鼠の死骸であった。日常に於いて死とは異常なことであり、ゆえに
生活の場から忌み避けられるものであるが、死と生が当たり前に同居する
この場所では寧ろその日常こそが排除されるべき異物であろう。冥福は祈らず、
そして願わくばこの様に朽ち果てたいと望むもそれは決して許されない。
市民として生を受けたからにはやはり市民として死ぬほか無いのである。
忌避され燃やされ灰となりそうして箱に納められ、いつか忘れ去られるのだ。