【浦沢直樹】20世紀少年 Part89【21世紀少年】
いま気付いたんだけど、ともだちは「名前のないかいぶつ」ってことでいいんだよね。
889 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/24(火) 20:36:19 ID:iGt02M2K0
いいえ、浦沢と長崎の作り出した引き伸ばしのさんぶつです
870 はミスリード
歯で弾くところがミソなのです。
個人的にここ数年で読んだ漫画で最低最悪の最終話だった。
そういう点では、最後の最後まで読者の興味を引いていたともいえる
それが悪い方の意味であれ
人気が急失速したマンガって、どんな終わり方したかあまり記憶に残らないものが多いよね
大人の事情で蛇足のストーリーを付け足したりしてるし
この作品も蛇足に蛇足を重ね、どこまでが当初の構想だったのかすら…
あぁなるほど! そういった作品に比べれば、確かに記憶に残る 「衝撃の幕切れ」 ではあるな
ニヤニヤしながらも最後まで追わされてしまうとは さすが浦沢センセ (´・ω・`)
896 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 01:47:44 ID:jsR3S6If0
最後の「ともだち」はカツマタくん。苦しまぎれの後付け設定のように言われているが、浦沢直樹は
第一巻からこの結末を用意していた。
謎を解いていこう。まず前提として、ヴァーチャルアトラクション(以下、VA)。この機械は脳から
記憶を読み取り、五感すべてを再現するよう保存するものだ。その上で、「理科室の夜」から謎が解ける。
【最初のVA考察】
はじめて小泉響子がVAに入ったとき、舞台はケンヂたちが小学5年生の夏、1971年に設定されていた。
ただし、この設定には「『ともだち』の嘘」が入っていて、本当は1970年に起きたことだ。「ともだち」は
この嘘によって二つの事柄を隠している。
・1970年の夏、首吊り坂の事件のときに東京にいた事実(フクベエは夏休みの間中、大阪万博に行っている
ことになっていた)。
・1971年の夏、理科室で起きたこと。
前者については年を一年ずらすことによって。後者については存在さえ触れずに。
897 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 01:51:39 ID:jsR3S6If0
【2回目のVA考察】
フクベエの亡き後、彼の考えていることを知ろうとしてヨシツネと小泉が再びVAに入るが、このときは
年号の嘘が解かれていて、本当の1970年を見ることになる。何故か?これは推測だが、後から猛スピードで
追ってきた覆面がVAに何らかの細工をしたのではないだろうか。
そして理科室で見たものは、首吊りのトリックに”成功”したフクベエ少年と、それを見守るヤマネと
お面少年(サダキヨかカツマタかは不明)だった。
【3回目のVA考察】
16巻で長々と描かれる少年時代の物語は、最後に「(覆面)ともだち」の記憶読取時のVAであることが
明かされる。この中で重要な描写の一つに、最初のVAでは少年の頃の写真がないとの理由で大人の顔が
付いていたサダキヨに顔が与えられていたことがある。理由は定かではないが、サダキヨが先生から
もらった立った一枚の写真が何らかの形で渡ったか、「(覆面)ともだち」が克明に記憶していたという
ことだろう。
このときのVAでは、フクベエが理科室の首吊りトリックに失敗して本当に首を吊られそうになるところ
まで描かれている。2回目のVAでの万丈目のセリフからして、首吊りトリックは実際は失敗した可能性が
高い。つまり、「(覆面)ともだち」によってVAに真実が上書きされているのである。
では、理科室の真実を目撃したのは誰か?ヤマネとお面少年(サダキヨかカツマタかは不明)、もう一人、
5人目の影だ。ヤマネは既に死んでいるので、残りはお面少年と5人目の影だ。どちらがサダキヨかカツマタかは
関係なく、この二人のどちらかが「(覆面)ともだち」だと、作者ははっきり示している。
898 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 01:55:25 ID:jsR3S6If0
この伏線は、第一巻に出てくる理科室に向かう少年の影が5人あったことから既に始まっていた。つまり、
浦沢直樹は第一巻からこの結末を用意していた。
その後、「(覆面)ともだち」にはサダキヨの面影が見え隠れする。例えば、その後姿、しゃべり方(国連で
世界大統領として写ったときの挨拶「ハローエヴリバディ」なんて、佐田先生の最初の挨拶にそっくり)。
これらはすべて、読者に、サダキヨが覆面なんだろ、と思わせておくためのミスリードだった。実際は、
グッチィ説、ドンキー説、ケンヂ自作自演説などが飛び交っていたが。
しかし終盤になってサダキヨが再登場し、サダキヨがシロになる(もちろん様々な解釈ができるだろうが)。
そして最後、「(覆面)ともだち」がカツマタであると匂わせるセリフで完結。・・・・・構想は悪くないのに
すっきりしないのは、カツマタの話題が出るシーンが少なすぎたことが原因だろう。
アア、アイツダッタンダ、ヤラレター
感が乏しすぎたのだ。
899 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 02:19:24 ID:BMzHkMDbO
お前、アホマタくんだろ
1 名前: ◆vviLpPLMx6 投稿日: 2007/07/25(水) 00:22:08.44 ID:F6HzQc8tO
VIP君IQ120の問題に挑戦
川岸に「父、母、男の子二人、女の子二人、狼、猟師」がいました。この「七人と一頭」の前に川があります。対岸に行くには「二人乗りボート」しかありません。でも八人と一頭は頭悪いのに行く気満々。VIP君はそんな馬鹿共を助けようと考えました。
ルール説明:父は母がいない時女の子を殺害。母は父がいない時男の子を殺害。狼は猟師がいない時全員を殺す。ボートには二人しか乗れない。狼は一人とする。ボートを操縦出来るのは父と母と猟師だけ。
問題:「七人と一頭(VIP君以外)」全員無事に向こう岸に行くためにはどうしたらいいの?
俺はこういうのが解けないので、20世紀少年を高く評価する。
>>896-898 あれが当初の予定通りの終わり方だとしたら、余りにも構成力なさすぎだろ浦沢
それも漫画家としてかなりやばいぞ
単行本を全巻持ってても、煩雑すぎる内容だ。
浦沢に限らず、収拾不能の状況にして(やろうと思えば処理可能なんだが)
一旦リセットさせて、新展開で再開!ってマンガ多いな。
連載を延命させるテクなんだろうが。
903 :
ウラサワ:2007/07/25(水) 07:38:21 ID:9DmHknf60
意味分らん
まで読んだ
VAか現実か区別がつきにくいシーンがあるんだけど、
漏れが作者なら、自分にだけもしくはほんの一部の人間にだけ
判別し得る符号を付けると思う。
それらしきものってあるかな?
つーか1巻描いた時点で想定していたドンキーが見たもの、
モンちゃんたちと一緒に行った五人目の少年などが
全く違うものだった可能性が高いと見るべきだろうな。
「絶交=殺人」の意味を知らないドンキーがあんな風にキッドとヤマネが迫ってきたくらいで飛び降りるわけないし
そのあとその件に関して一切口を閉ざしてしまったのもおかしいからな。
いや、そもそもヤマネとキッドが絶交と言われて、あそこでドンキーに迫るのがおかしいw
>>905 VAは年を表記しない。
多分最終章の過去部分はほとんどVA(ケンヂとユキジの回想除く)。
少年ともだちが未来を予知していたのもおそらく嘘。
大人になった自分、つまり現代のともだちがVAに入る、
或いは少年が夢の中でと表現しているのでそういう間接的な方法で、
少年時代の自分に未来を教え過去を捏造しただけだろう。
だから「反陽子ばくだんのリモコンの隠し場所のメモ」なんてもの自体、本当(現実世界の過去に)は存在しなかった。
カンカラに隠された爆発の予言の紙や偽リモコンもVAの中だけのお話。
だったらなぜサダキヨにはメモを貰った記憶があるのか?
サダキヨの頭がなぜVAとリンクしているのか?
答えは出たね。
>>903 どこが正しい判断なんだ?
推測が多くて、辻褄が合うように無理やり解釈したって感じだろ
ミスリードの多い漫画だから色々な解釈ができるんだよ
ケンジがカツマタがともだちだって思った理由が明かされない限り
謎は残ったままなんだよ
ミスリードが多すぎて、正しい解釈なんて出来ないよ、この漫画は
登場キャラがともだちの正体や動機に関心なさすぎるよな。
最低でもチョーさんメモはきちんと見せるべきだったよな。
カツマタ君がどういう人物だったのかをチョーさんの捜査過程を見せながら明かせばまだ納得できた。
少なくともチョーさんは1997年当時のカツマタ君の所在、仮の職業などを掴んでいたようだからね。
911 :
青山剛昌:2007/07/25(水) 11:49:25 ID:55DbE05O0
なんですかこのマンガは。
よくこんなの雑誌に載せれるなあと思いますね。
プロとは思えない。僕なら恥ずかしくてとても・・・・。
読者も相当バカなんでしょうね。
21巻29〜30ページ
「今いるともだちの正体は…たぶん…」
13番(田村マサオ)は今のともだちがカツマタ君だってわかってたってことだよな?
それとも勝手に予想してただけ?
太陽の塔でチョーさんメモ読んだの?
でもそれならカツマタ君がハットリの先の人物で
教団初期からフクベエと交代でともだちやってたとわかるはずだから違うよな?
カツマタ君の名前が最後に出てきたのが16巻45ページのフクベエが鏡見ての独り言だぜ。
それからリアルに3年以上一切触れないで、
最後に唐突にケンヂの口から「おまえカツマタ君だろ」って滅茶苦茶だろ。
>>911 読者ってお前も含むぞ?
頭おかしいのか?
915 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 13:03:07 ID:6iiWD0M5O
副読本でチョーさんメモ付けて伏線うまく回収できれば…
>>900 まず始めに、父と母。
次に男の子と女の子。
次に狼と猟師。
最後に男の子と女の子。
もはやセンズリ浦沢のセンズリ少年って感じにまで堕しましたよねコレ
918 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 13:23:13 ID:wB27EUUiO
919 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 14:03:36 ID:qLDZXbnDO
>>916 違うでしょ。
>>900の回答例
父と男子が渡る
父が戻る
父と男子が渡る
父が戻る
父と母が渡る
母が戻る
猟師と狼が渡る
父が戻る
父と母が渡る
母が戻る
母と女子が渡る
猟師と狼が戻る
猟師と女子が渡る
猟師が戻る
猟師と狼が渡る
終了。
20分くらい考えた。
けっこう面白かったよ。
920 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 14:11:17 ID:Z+JSvRMi0
ケンジとカツマタくんは以心伝心、あうんの呼吸で通じ合っている
そういう二人にしか分からないことをアレコレ詮索したりしても無意味
なにしろ浦沢にだって分からないのだから
921 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 14:22:25 ID:3UCjmA810
彼岸島読めば、ささいなミス、設定など気にならなくなるよ!
>>913 今までの複線がデタラメだと認めたんだよ
今までと関係ないもので
とりあえず、まっさらなものがカツマタだったんだよ
ほかのやつにしておけば、あらさがしやつっこまれるが
かつまただったら、あとは解釈はご自由にという一番サイテーなやりかた
20世紀で完結すればよかったのに
21世紀で恥をかいたというか浦沢の人間性まで表に出たね
まわりのスタッフも編集もあきれて、表紙すらのせなかっただろ
浦沢 終わったな
沢山のファンの期待を裏切って 情けないヤツだ
はじを知れ
やはり あの番組出演が傷を深くした
ムチャしやがって(AA略
上巻分連載と下巻分連載の間の休載三ヶ月に浦沢に何かあったとしか思えない…
繋がりが悪いというか…
下巻分はとにかく無茶苦茶すぎて悪夢みたいな内容…
ジャンプで連載すればよかったんだ。
そうすれば友情のなせる業ですべて解決できた。
>>919 最初に父と男子が渡った時点で
母が残った男子を殺害する
928 :
ウラサワ:2007/07/25(水) 16:54:37 ID:3Z3z7XBL0
だって俺が考えた話じゃないのに続きを考えなきゃいけなかったんだから
いくら漫画の天才でも人の頭の中までは想像できないよ。いいわけじゃないよ
こんなことなら原作者死亡で打ち切れば良かった・・・
930 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 17:58:25 ID:82m3n6bg0
>>900 猟師が鉄砲で父、母、子供4人、狼全員を殺す
そして遺体を1つ1つ運ぶ
931 :
青山剛昌:2007/07/25(水) 18:07:44 ID:55DbE05O0
>>914 この場合の読者ってのは、この作品を応援してるファンみたいなものをさすんだけど、そんな事もわからないのかな。揚げ足取りみたいな事書いて「頭おかしい」ときたもんだ。やっぱり相当バカだねw
932 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 18:36:39 ID:qLDZXbnDO
>>926 そっか、自信満々でお恥ずかしい…
じゃ、
猟師と狼が渡る
猟師が戻る
猟師と男子が渡る
猟師と狼が戻る
父と男子が渡る
父が戻る
父と母が渡る
母が戻る
猟師と狼が渡る
父が戻る
父と母が渡る
母が戻る
母と女子が渡る
猟師と狼が戻る
猟師と女子が渡る
猟師が戻る
猟師と狼が渡る
終了。
これでどおだぁ!
世に言う
「VIPでやれ」
である
このまま行くと永遠に推理され続ける名作とs認識されますね
934 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 19:25:55 ID:w6NVUizW0
>>932 これレイトン教授となんたらかんたらってDSのゲームで同じような内容のクイズがあった。
あれは絵があったから簡単だったのかな?
935 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2007/07/25(水) 19:40:11 ID:JG15XiP/0
あれっ?お前らまだいんのかよw?
浦沢だけど何か聞きたい事ある?