ではキックボクサーもパンチやローでせめればいいだろ?というのは
素人考えです。このほかにも蹴りは普通にGパンやスーツなどを着て
突然喧嘩になったとき柔軟体操もせずに出せるかというと
そんなにあまくはないです。当然準備体操がいるワザが蹴りの特徴。
ではパンチだけで攻めればいいじゃないかという結論になりますが、
パンチに特化した場合、キックボクサーのパンチは、
ボクサーのパンチより比較にならないほど劣ります。
つまり実践ではパンチを自由に扱えるボクシングのほうが
考えようによっては有利になります。
その証拠として、総合格闘技の多くの選手はキックボクシングよりも
ボクシングの技術を練習しようとします。
蹴りは長い時間の稽古がいるわりには、組みワザや実践を考えたとき
比較的有効な攻撃を加えにくいということです。
>>507 意味不明なホモ運営がいてますが、スルーしましょう(笑)
あと、ボクシングが実践を想定した場合、競技とは別に
得意とする業があります。
それは「頭突き」です。
「頭突き」に特化した格闘技はなく、「頭突き」がうまい
打撃系格闘技は存在しません。
しかし、もしストリートファイトなら、ボクサーほど
頭突きのうまいものはいないでしょう。
現実にプロの世界では負けかけるといかに故意ではなく
バッティング(つまり頭突き)をして相手の顔を切り裂くかも
テクニックの一つとなります。
キックボクサーがボクサーよりも強いというのは
あくまでも「打撃」という特化された世界で戦った場合であり、
ノールールで、組みワザや、実践(とっさの戦い)、
頭突きなどの競技では考えない技を考慮すると、
意外にボクサーのほうが有利だったりします。
これは素人ではとてもここまで考えないでしょう。
私のようにボクシングとキックの両方を経験しないかぎり
この考えは理解できにくいかもしれないですね。