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名無しんぼ@お腹いっぱい:
藤堂「じゃあ・・・まずはお客さんの体を洗ってさしあげる・・・この椅子を使ったサービスから教えようか」
梨佳「・・・・」
素っ裸で手を握る藤堂。
藤堂「こっちにおいで・・・」
「椅子に座った客に湯をかけ・・・自分の体にボディソープを塗って・・・客の体に密着させて洗うんだ・・・」
スケベ椅子にまたがり、梨佳の手を自分のペニスに押し当てる
「さぁやってみようか」
チャプチャプ。洗面器に入れられたローションを乳房に塗りたくる梨佳。
純粋な心と体は白い泡と共にー 884の画像
第165話悪夢
車内の二人。
亮介「池袋のDM・・・先輩 場所わかってるんですか?」
高橋「だいたいは知り合いに聞いた!直で店に乗り込むぞ!」
亮介「・・・・先輩」
高橋「ん?」
亮介「梨佳さんには何て言うつもりですか?今まで梨佳さんは先輩の話を聞こうとしなかった。それをどうやって?」
菩薩のような表情を浮かべる高橋。
高橋「亮介・・・オレは悪い夢を見てたのかもしれない・・・」
「梨佳をどうしても失いたくな・・・でも自信のない俺は何か一つ鎧をまとわなければ付き合えなかった・・・」
亮介「鎧・・・」
高橋「店を大きくし 金を作り 威勢を張って自分を大きく見せることで梨佳にふさわしい男になれる・・・」
「梨佳はオレが幸せにするんだ!彼女の目はオレが治す!」
「幸せは本人しか掴めないというのに 俺はそう思い込んでいたんだ・・・」
「それはある意味愛情の押し売りだった・・・そんな間違った鎧をまとった俺を梨佳が求めてくれるはずがないのにな」
亮介「先輩・・・」
高橋「こういう事態になって気がついたよ・・・何も持たない・・裸の自分が大切なんだって・・・真の優しさが・・・」
「押し付けや強制ばかりで心からの・・単純な優しい一言をかけるのも忘れてた・・・」
亮介「単純な一言?」
お釈迦さまのような表情の高橋。
高橋「一緒に仲良く笑い合おう ってな」
亮介「高橋先輩・・・」
ピー ピー 亮介の携帯が鳴る
亮介(恭子さんだ!)
「もしもし恭子さんですか?」
恭子「亮介さん 今どちらに?」
亮介「池袋に向かっています!もしかしたら梨佳さんと零の足取りが掴めるかもしれない!!」
恭子「そ そうですか・・・私も向かいます・・いいでしょうか?」
亮介「ええ!池袋のい西口繁華街でおち合いましょう!!」
高橋「誰だ?」
亮介「零の昔の恋人です」
高橋「昔の恋人?アイツにそんな女がいたのか・・・」
亮介「彼女も先輩と同じで自分の幸せを願うあまり、まわりが見えなくなり相手のことを考えられなくなったんです・・」
D・M店内
寝そべる藤堂の背中に乳房を押し合えて上下する梨佳
藤堂「そうだ・・・オッパイを背中から尻に滑らせて行くんだ・・・・ おぅその調子・・・」
「よし もういいだろう」
梨佳の手をとりベッドに向かう藤堂。
藤堂「この後は・・・お客さんにベッドまで連れて行ってもらい本番行為をする・・・わかってるね?」
梨佳「・・・はい・・・」
藤堂「じゃあ・・・ちゃんとできるかどうか試してみようか」
梨佳「・・・」
仰向けの梨佳に乗りかかる藤堂
藤堂「体の力を抜いて・・・」
乳房をねぶる藤堂。藤堂の舌先が梨佳の乳首を這いずる。
梨佳「アっ・・・・」
梨佳のヴァギナにむしゃぶりつく藤堂。
梨佳(・・・どこで・・・どうしてこんなことになっちゃったんだろう)
(私が・・・私が選んだ道・・後悔なんてしない・・・しないけど・・・)
目に大粒の涙を浮かべる梨佳。
藤堂が梨佳のヴァギナに亀頭を擦り付ける。
藤堂「吸い付くような肌だねぇ 良い体だ・・・」
「じゃあ 行ってみようか・・・」
藤堂のペニスが梨佳のヴァギナを貫く。
涙を流す梨佳。
梨佳「ああああッ!!」・
DMの社長室で向かい合う藤堂と梨佳。
藤堂「早速明日から来てもらうよ」
梨佳「明日から・・」
藤堂「ウチは朝番が4時30分から昼番が13時から夜19時からだ・・・」
「週に5回 このどれかを選んでシフトを組んでもらう・・・給料の支給は週払い・・・まあ君なら月に80万はいけるだろう」
深刻な表情の梨佳
梨佳「・・・わかりました・・・条件面はそれでかまいませんが出勤は明後日からにしてもらえませんか?」
藤堂「なぜ?」
梨佳「ちょっと用事があるので・・・」
激怒する藤堂。
藤堂「駄目だ!その用事を済ませてからでいいから来てくれ!!」
梨佳「わかり・・・ました・・・」
コン コン 零が部屋に入ってくる。
零 「梨佳さんを迎えに来ました」
藤堂「ちょうどよかった 今全てが終わったとこだよ」
零 「帰りましょうか梨佳さん」
梨佳「・・・え・・え」
零の腕にしがみつく梨佳。
タバコをふかす藤堂。ふと壁に目をやると梨佳の杖が
藤堂(あの杖・・・女が忘れたか・・・)
車内で話す零と梨佳
零 「梨佳さんこれからどうします・・・食事にでも行きましょうか?」
虚ろな表情の理科。
梨佳「・・・いえ・・・今日はもう帰りたいです・・・」
零 「そう・・・ですか」
梨佳「零さん・・・今日私があそこで何をしたかわかりますか?」
零 「・・・知っています 僕だって辛い・・・」
梨佳「もちろん後悔なんてしてません・・・でも・・・私はまだ零さんに抱かれてません・・・」
零 「あなたが望むなら今すぐにでも抱きたい」
悲しげな表情で零の方を向く梨佳
梨佳「・・・今日は混乱しているから・・明日でも・・いいですか?」
零 「ええ・・・もちろんです」
池袋駅。
恭子「亮介さん!!」
亮介「恭子さん!!」
恭子「零は・・どこに?」
亮介「零は・・梨佳さんをこの池袋のソープランドDMという店に売り飛ばそうとしているらしいんです!」
恭子「そ・・・そんな!!!」
阿修羅のような表情の高橋
高橋「亮介 急ごう!」
高橋の形相に驚く恭子
恭子「あ あの・・・この方は?」
亮介「高橋さんといって・・・梨佳さんの恋人です」
驚く恭子
恭子「あ・・あの・・本当にゴメンなさい」
恭子「梨佳さんとあなたにどれだけ迷惑をかけていることか・・・零をあんな人間にしてしまったのは私の責任です」
「零を恨むんなら代わりに私を恨んでください・・・」
菩薩のような表情の高橋
高橋「・・・あの男を恨むなんてことはない・・・」
「悪いのは俺だ・・・たまたま傍に あの零という男がいただけだ・・・」
「恭子さんといったな・・・あんたも零とは辛い過去があったようだが・・・」
「零のために何ができるんだ?何を捨てられるんだ?」
恭子「捨てる・・・」
空気を読まず突然走り出す亮介
亮介「とにかく今は梨佳さんうを救出することが先だ!行きましょう!!
高橋「ああ!!」
恭子も負けじと走り出す。
DMの前に着く三人。三人の真顔のコマで終わり
煽り:エゴイスティックな 幸福ー その代償を引き受けるー
次号:研修を終えた梨佳に・・・