>ミステリ〜氏に関して言えば、そもそも「夕焼けの詩」に関してもそれほど
>目を通しているとは思いがたいな。明らかに異彩を放っている7巻(むしろ小
>生は好きですが)について触れてこないあたりうさんくさい。
>>621と
>>638で
>の「鎌倉ものがたり」の評価も矛盾する
当方、「夕焼けの詩」はコミックスにて全巻所有。
「鎌倉ものがたり」は文庫で収集している。
まず、前述したとおり「鎌倉ものがたり」はホラー&ミステリをその内容とするもの
であり、物語の性質上、多少の刺激を伴うのは仕方ないものがある。
ただし、「ミステリアン」等初期のエログロが強調された作のような不快感は無く、
古都で観光地でもある鎌倉を中心とした湘南を舞台にしていることもあって、
三丁目の夕日シリーズと共通するまったりしたムードもあって、これはこれで許容範囲
と言い得る。
夕焼けの詩第7巻に関しては、全体を通して見れば、初期三丁目の夕日シリーズと
相通じるユーモアとペーソスを含んだ作も多く、西岸の初期エログロ作品は勿論のこと、
夕焼けの詩1、2巻と比較しても、違和感は小さく、むしろ三丁目の夕日シリーズ
で使えるようなエピも多い。
ただし、新装版刊行という場合は、カットしても良いかとは思うが。