280 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:
相変わらずお互いを意識しながら一言も口を聞かない笹原と荻上。
それを見て咲はもどかしそうな、呆れたような顔。
ため息をついて、咲「コーサカー、帰ろ」
高「え?(はじめたばっかり・・・)」
咲「行くよ」
高「う、うん・・・」「ごめんね」←クッチーに謝る
ク「いえ・・・(ある意味助かった)」
相変わらず漫画から顔を上げない笹原、スケッチブックにかかりきりの荻上
クッチーは一人で「うおお」とか言いながらゲームしてる。
笹「・・・」
笹原が何気なく荻上のほうを見ると、荻上も笹原のことを丁度見ていて目が合う。
笹(あ・・・)
荻上は焦って目をそらすと、スケッチブックを閉じて部室を出て行ってしまう。
閉まったドアを見て、笹原「・・・・・・・・・」
笹「あ、俺も帰るよ」
ク「はい・・・」
一人残されるクッチー。