バレ
いつもの試合前の、第一試合の解説で数ページ
両者入場。象山やクガさんや表紙の人が見てる中スタート
数メートル距離を空けた上体で睨み合う両者
神山さん「ほう、この距離で届くのか」
ゲラウト「俺がこの小さな空手大会に出た理由・・
それはこんなウェルター級やライト級の骨格しか持たぬ男が
この俺と同じ距離を持つ!」(冷や汗をかきながら)
天井を見上げる神山さん。ライトの光が眩しい。
次の瞬間、一瞬で数メートルの間合いを詰める神山さん。
しかし、ゲラウトの迎撃左ジャブが神山さんの顔面を捉える。
血まみれの神山さん。
「一本!」 で、引き。