【連載】 国が燃える11 【黒コゲ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
77名無しんぼ@お腹いっぱい
>>51
まず産経新聞社は過去に南京大虐殺をあったとして記事にしており
それを蒋介石秘録として出版もしている。
柴田穂を中心とするメンバーが執筆した。
柴田氏は中共を追放されたことで今でも産経新聞の一番の英雄である。
次にその蒋介石秘録の執筆メンバーに現在の産経新聞社社長兼主筆の住田氏がいる。
さらに産経新聞社は蒋介石秘録出版後、日本を許した蒋介石の徳を称え
南京大虐殺など中国に対して多大な被害与えたことを反省しそれを青少年に
未来永劫伝える施設として箱根に中正堂を建立した。
そこには本宮の記述したのよりはるかに強烈な南京大虐殺の記述がある。
そして2000年発行、2002年重版の産経新聞「産経が変えた風」内においても
蒋介石秘録を自社の最も誇りとする記事をまとめた書籍として紹介している。
ちなみにその本の文頭で当時の清原社長は三つを疑え否定せよと呼びかけている。
曰く「社会主義を疑え」「進歩主義を疑え」「民主主義を疑え」と。
産経新聞一面コラムの石井英夫は今までも産経の社説主張と意を違えることを
書いてきているので石井のコラムで否定したことにはならない。
だいたい石井は半年でその主張が変わることもよくある。
最近の大きな変化はイラク戦争の大義発言だ。
戦闘終結宣言までは大義を大きく掲げていたのに今ではその影すらない。
78名無しんぼ@お腹いっぱい:04/10/17 09:25:45 ID:wsfRdFUI
>>59
ユリイカなんかで伊藤剛の漫画評(黒田硫黄とか)は見たことあるけど、
これも秀逸ともいえる分析かもしれない。
案外業界関係者はこの事件をクールに捉えているのかも。

夏目で思い出したが、唐沢俊一がどういうスタンスでいるのか気になる。
唐沢はイラクでの三邦人人質事件で自作自演説の急先鋒を努めてたし、
かなり三人を中傷めいた表現でこき降ろしたりしてた。
で、横山光輝が全身火傷で亡くなった時なんか、「燃やされるはずの3人が
燃やされずに、何で横山先生が燃えて死ななければならないのか」という
舌禍事件を起こしたりして、多くの漫画関係者から批判されて、夏目房之介
もその唐沢の発言に苦言を呈していたはず。
79名無しんぼ@お腹いっぱい:04/10/17 09:27:15 ID:b8uxHKvW
そしてこれが産経新聞に掲載された南京大虐殺の具体的記述部分である。
他にも蒋介石秘録には多くの日本軍の暴虐ぶりと蒋介石の徳を讃える
記述がある。これでよく本宮を批判できたものだ。それどころか国が燃えるの
蒋介石の大人物風の表現はこれを参考にしたのではないかと疑いたいくらいだ。
以下の産経の記事と本宮のそれとどちらが酷い描写かね?

全世界を震え上がらせた蛮行
 日本軍はまず、撤退が間に合わなかった中国軍部隊を武装解除したあと、
長江(揚子江)岸に整列させ、これに機銃掃射を浴びせてみな殺しにした。
 虐殺の対象は軍隊だけでなく、一般の婦女子にも及んだ。金陵女子大学内に
設置された国際難民委員会の婦女収容所にいた七千余人の婦人が大型トラックで
運び出され、暴行のあと、殺害された。
 日本軍将校二人が、百人斬り、百五十人斬りを競い合ったというニュースが、
日本の新聞に大きく報道された。
 虐殺の手段もますます残酷になった。下半身を地中に埋め、軍用犬に
襲いかからせる‘犬食の刑’、鉄カギで舌を貫いて全身をつるしあげる
‘鯉釣り’、鉄製のベッドに縛りつけ、ベッドごと炭火の中に放りこむ
‘豚焼き’―など、考えられる限りの残忍な殺人方法が実行された。
こうした戦闘員・非戦闘員、老幼男女を問わない大量虐殺は2カ月に及んだ。
犠牲者は三十万人とも四十万人ともいわれ、いまだにその実数がつかみえないほどである。