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ミステリ ◆0FE6khB7i2 :
タケオ&キミ子は、「蛍の宿」(4巻)で初登場。
続く「ねんねこ子守唄」(5巻)では、ひとり娘のミヨ子も誕生している。
2人の最後の登場作品は「雪あかり」(34巻)だから、シリーズ初期から
相当な長期に渡ってレギュラーをつとめた。
「雪あかり」のキミ子の最後の台詞から見て、西岸はこの2人に関しては
描き切ったという判断なのだろうが、ファンの心情を無視していると言わざる
を得ない。果してこんな身勝手な行為が許されても良いのであろうか?
自分は、今でも夜中に自己編集した「タケオ&キミ子ストーリーズ」(私家版・シリーズ
から2人がメーンで登場するエピのみ抜粋したもの)を読みながら、ひとり涙を流すこと
もあったしりして。
時系列的に読むと、登場当時は若妻というよりは幼妻という感じだったキミ子が、
妻としても母としても、落ち着きが出てたくましくなってゆく様がわかって微笑ましい
ものがある。最後まえ愚直なまでに真面目なタケオもいい。
余談ながら、前に話題に出たプロの雀士朝田一郎は、タケオと同じ鉄工所に勤務していた
ことがある。(失火で解雇)