とにかく、萌えまくれ!
うんこ
うんこ
削除依頼出して来い。マジで。
ピコピコはいらん。
ドロシー萌え。
このスレタイ見ただけで
死にそう('A`)
どうもしっくり来ないキャラクターが多い中で、
一番キャラクターが立ってないよな
ここにMARがある。
MARが、ここにある。
単に、サンデーに掲載されるという意味だけじゃあない。
幾多の嘘と騙しの上に存在した、「烈火の炎」の残骸だ。
そんなものが、この世界に生きる俺の寿命を、
心の崩壊までのリミットを、少しだけ延ばしてくれる。
「いいですよ、先生」
「あと残り、5枚、4枚…」
アシスタントが口を閉じ、指を一本ずつ減らしていく。
3。
夢見ていた。
2。
こういう他愛ない漫画を描くこと、普通の漫画家としての日常を。
1。
思い出があれば、俺はそれでいい。
0。
満足だ―――。
息を吸う
原稿を手放す
夏の香りを含んだ編集が悪戯する手つきでそれをさらっていく。
「あっ?」
原稿は連なって飛び立ち、千々に乱れて印刷所に散った。
さあ掲載だ。
「こちら安西信行」
たとえ無駄だとわかっていても。
すがりついて生きていく。
そして俺は力強く言葉を押し出した。
「生きてる人いますか?」