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ミステリ ◆0FE6khB7i2 :
藤子作品では「黒いせえるすまん」も別な意味で東京感覚溢れる作品かと思う。
(ただしダークサイド)
物語そのものは、関西や地方の都市でも成立し得るだろうが、バー「魔の巣」を起点
とした独自なムードは匿名性が際立って強い「東京」という都市を舞台にしないと
醸し出せないものがある。
双葉文庫名作集や夕焼けの詩1、2巻を読めばわかるとおり、西岸はこのような東京という
都市のダークサイドを描ける力量もある作家かと思う。
そこで、このような読者の渇きを癒す意味で、当スレにおける新連載として
「摩天楼リョーヘイ」(仮題)を準備中です。
犯罪や大事故の現場に必ず姿を見せる謎の少年摩天楼リョーヘイ、果して彼の正体は?
「黒いせえるすまん」に浦沢直樹作品のようなテーストを加えられればと思っています。