「げんしけん」　木尾士目　その17

主要登場人物紹介　−１−

・笹原完士（ササハラ　カンジ）　※スレ内愛称：ピヨ彦
現代視聴覚文化研究会（通称 げんしけん）在籍の大学２年生。
オタク趣味は昔から持ち合わせていたが、本格オタクデビューは
大学入学後。 最近、PCを手に入れていろいろと忙しいご様子。
好みのジャンルはメジャーどころ。妹属性皆無。

・高坂真琴（コウサカ　マコト）　※スレ内&原作内愛称：コーサカ
笹原の同級生でげんしけん所属。美形のモテ野郎であり、げんしけんでただ一人の
彼女持ちだが、オタク趣味もげんしけん内で一、二を争うほどの猛者。
そして鈍感＆天然。好みのジャンルはオールマイティ。ゲームの腕前は神クラスで
そのうえ実戦でも強い。こいつの存在はファンタジー。

・春日部咲（カスカベ　サキ）
高坂の彼女であり幼馴染み。げんしけん所属だが非オタク。服飾関係志望の一般人。
オタク文化には全く興味も関心もなく「空気を読まない」キツいキャラで通している。
コーサカのオタク趣味を矯正しようと四苦八苦していたが、最近はあきらめ気味？
ボヤ騒ぎの責任を取る格好で、ついにコスプレ初体験。ある意味本編の主人公。

主要登場人物紹介　−２−

・斑目晴信（マダラメ　ハルノブ）
現在のげんしけん会長。３年。ガリでメガネといかにもなオタクの風貌。
仕切り屋で口調は強気だが、自分のキャラを作っている部分があり、発言の
節々でオタク臭さがにじむ。春日部咲とは天敵同士だが、実は異性として
(一方的に)かなり意識しているようだ。好みのジャンルはマニア受けするイロモノ。

・大野加奈子（オオノ　カナコ）
げんしけん所属。腐女子。そこそこ美人でありえない巨乳だが、不思議と
あまりモテている様子はない。田中と同じく年季の入ったコスプレイヤー。
ハゲ＋グラサン＋ヒゲのオヤジが好きという変わった趣味を持つ。
アメリカに十年間住んでいた帰国子女だが、なにゆえかの趣味に染まったかは謎。

・田中総市郎（タナカ　ソウイチロウ）
げんしけんの先輩。おそらく斑目と同級。糸目で無精ひげだが結構気さくな性格。
チャキチャキのコスプレイヤー兼モデラーで、衣装の自作からイベントでのコスまで
幅広くこなす。その裁縫の腕前は職人級らしい。大野さんとのコスプレカップルは
ほぼ当確か。好みのジャンルはシリアステイストのようだ。

・久我山光紀（クガヤマ　ミツノリ）　※原作内愛称：くがぴー
げんしけんの先輩。げんしけん内で唯一、絵が描ける人材。かと言って
原稿にしたりするわけではないらしいが。喋る時にどもる癖がある上に小声。
内気な感じがあるが悪人ではない。好みのジャンルは萌え漫画や萌えアニメ。
ブーちゃんと呼んではいけない。

登場人物紹介追記（サブキャラクター）

・初代会長　※氏名不詳　スレ内愛称：会長（元）
現代視聴覚文化研究会初代会長。撫手肩苦重重流にニギミタマを限界まで
御霊合体させたような人。かいちょーだがヘルメットは被ってない。部室での
秘め事や北川の秘密を知っている辺りタダ者ではない。因みに、げんしけんは
少なくとも16年以上の歴史があるらしいが、初代会長の年齢は不明である。

・原口（ハラグチ）　※フルネーム不明　原作内愛称：ハラグーロ、ツチブタオヤジ
げんしけんの敵役。無神経で根が図太く横柄で、歯に衣着せぬ物言いを
するので裏では「ハラグーロ」と呼ばれる。典型的なヤな奴。げんしけんと
漫研を（会費も払わず）掛け持ちしてるらしいが、げんしけんの活動停止を
望み、漫研でも編集の立場から叱咤するだけと外道ぶりを発揮。嫌われている。

・北川（キタガワ）　※フルネーム不明
サークル自治委員会の副委員長。糞が付くほど真面目で、駄サークルを
敵視している。げんしけんもそのターゲットの一つ。割とキツめの言動が
目立つが、意外と脆い一面もある。仕事のデキる女で、委員長ともデキている。
足の先には秘密がありコンプレックスでもある。ナイムネ眼鏡っ娘はポイント高し。

・委員長
水虫フェチ。

・笹原恵子（ササハラ　ケイコ） 兄の呼び方：猿
笹原完士の妹。登場時は高校２年生。いわゆるギャル系。非オタ。
ヲタクの欲しくない妹具体例。コーサカに一目惚れして春日部さんを
ライバル視し海に、夏コミにとイベントでコーサカにへばりつくが挫折。
メイクで判りにくいが、顔は兄にそっくり。再登場はあるのか。