>>235 『エイリアン9』 なんかもそうですね。
あのテイストは、完全にハヤカワSFのノリ。
「メカと美少女」 という系譜が、『エイリアン9』 辺りを一つのターニングポイントとして、「クリーチャーと美少女」 みたいな感じで復活しつつ。
まぁエログロ世界では、触手モノなんてのは昔からあったのですが。
僕は個人としては、70年代から80年代の、ロリコンブームというものを体験していないので殆ど伝聞なのですが。
ロリコン趣味がインテリの性的倒錯、とされていたのにも一応名目があって。
女性の性の自由化、みたいな風潮や、ヒッピームーヴメントのフリーセックス等の考えが、まぁ偏って日本に輸入されまして。
(もちろんそれ自体も、も本来は女権拡張論やら、公民権運動などから端を発しているワケですが)
そういった背景で、肉体の快楽を目的、前提としないエロス、というのが、日本のサブカル界ではロリータという形で現れたのだとかなんとか。
と。いうような話もあるらしいです。詳しくはよく分かりませんが。
それで、そういう考え、というより、そういう考えのインテリ層の雰囲気がメディアに広く伝搬した結果、ロリコンブームというものが起こった、と。
まぁしかしそれも、アングラ雑誌で東南アジアでの少女売春レポートなんぞが書かれ、アメリカなんぞで幼児ポルノやそれに伴うアンダーグラウンドでのキッドナップ、スナッフビデオの蔓延。
そして日本では宮崎努の幼児誘拐殺人事件により。
結局概念としての、肉体的快楽を伴わないエロスというものはあっても、そこに居る生身の人間自体には肉欲は存在するという。
まぁ当たり前といったら当たり前のことが露呈して。
メディアがそれまでロリコンブームというものをもてはやしていたのを覆い隠そうとするかのように。
ロリコン、オタクバッシングに走り。
美少女コミック規制などの流れが生まれてきたりなんかしたとかいう。
感じにまとめてみました。