フリージアとドロヘドロは読みたいが、IKKIを買うことが
この人外編集長の功績になるのかと思うと買う気が失せるな。
これで編集長がクビになりますように
これで編集長がクビになりますように
これで編集長がクビになりますように
これで編集長がクビになりますように
これで編集長がクビになりますように
これで編集長がクビになりますように
IKKI廃刊でフリージアが読めなくなったりしたら困るなあ・・
松本次郎は太田で打ち切られたばかりだしね。
漫画描きの一人として、編集者・担当氏を全面的に信頼する事は勿論無いけれど、
一緒に仕事をしていく上で、やっぱり信頼したいし、恋人並みにとはいかなくても心血注いで欲しいし、
それは漫画描いてると仕事と生活との切り離しがしづらいから余計なんだけど、
ホントに担当との関わりって重要なんだよね。(自分はね。)
そんで、編集の一言で上がったり落ちたり、仕事が手に付かなかったり、
自分が依存型だからなのもあるんだろうけど、時には深いところまで晒しちゃったりするんだ、
担当が異性だろうが関係無いわけで。 打ち合わせの度に泣いたりもするし。
でも結局、漫画家は使い捨てみたいなもので、編集にとったら
「コイツがダメならじゃあ新しいコイツを育ててみよう」とか、温度差の違いは歴然で。
一緒に仕事してるとき、どんなにイイ事言われても、遠くから冷めた心で穿ってる自分がいる。
上に書いたような事を担当氏に吐露したとき、「そう思ってたの?何かかなしかった」って言われて
悪かったかな、とか思ったけど、それまで話してきたプライベートな事とか、あらゆる事が
校了待ちの時の編集部のオカズになってたと知った時は「やっぱりそうか」ってカンジだった。
それでも、仕事のときにはやっぱり頼らざるを得ないし、みっともないとこ晒さざるを得ないのに。
それをあの編集長みたいに… 落としそうな時の恐怖、諦めるというところまで行き着いてしまった時の
漫画家の事、昔話とはいえ実名出してよく言えたもんだと思う、しかも自分とこの雑誌に関わる事を。よく知り合ってもいない学生達に。
それとも雑誌がへタレてきた言い訳を「編集の所為じゃない」と暗に言いたいのか? 結局それか? あーあ…
【子犬のように震えて】月刊IKKI Part7【一同:爆笑】
>>956 漫画家さんの苦しみは読者の自分にはわからんが
そして、その苦労は漫画家さんごとに違うのであろうが
(皮肉なことに今回の件で生生しくわかった)
無理がたたらぬ様編集以外にも毒はいてお仕事してください。
モチツイテ。
漫画家が編集者の悪口を、web上で言い放つ時代だしね。
両方が言いたいことを言い合って解決するしかないのかも。
もっとも、そんなの読者は見たくもないから内輪でやってほしい。
少なくとも、双方が現役でいる間は止めてくれ。
『さらば〜』での西村氏の話くらい昔のになれば面白いけども。
互いに、既に超のつく大物だし。
961 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:03/08/21 05:31 ID:7aOPnHCt
>>957 んー、でもこれだと硫黄タンがかわいそう
964 :
957:03/08/21 07:32 ID:wDPpAWyj
別のほうが良かったんでないかい。
いや、軽い気持ちで書いてしまって申し訳無いんだけれども
苦労して立てたのに何故叩かれなけりゃならんか。
新スレ沈めたほうがいいんじゃない?ルール違反になるのかな。
これじゃ編集じゃなくて黒田嘲笑スレみたいじゃんか。
【今は編集部が子犬のように…】IKKI Part7【スレ住人:笑】
【編集長】月刊IKKI Part7【うっかり】
言いたいことはいくらでも言ってもいいと思うが、発言がドキュソだから問題なんだし。
>>965 意見がわかれてるのにいきなり建てっから………
>>951 > 内輪であるべき話を公表してしまった学生が一番アホなことは百も承知なわけだが。
内輪であるべき話を
学生なんぞにベラベラしゃべるヤツがアフォでしょ。
【子犬のように震えて】【一同:笑】は黒田硫黄氏が気の毒なのでなんとかしてほしい・・・。
編集部が叩かれても仕方ないですが、苦しんでいる黒田氏をちゃかすようなタイトルはどうかと思います。
編集者が言ったことなんだから哂えるっつーか笑えないっつーか。。。。
別に硫黄の名前が入ってるわけじゃないし、立て直すほどでもないだろ。
975 :
957:03/08/21 19:16 ID:wDPpAWyj
すまん、一番最初に書いた俺の責任だ。吊ってくる
いや、だから…。
二人で逝こうよって意味じゃないのか?
普通そう取るよな
●作家という特別な生き方/黒田硫黄のこと
編集長:やっぱすごいもん描く作家ってどこかどうかしてるわけじゃないですか(笑)なんかど
うかしてるんですよ。つまりこんなページ数を毎月でもね、毎週でもペンで埋めていく、描こう
なんてやっぱちょっと、やっぱり普通は続けられないよねっていう気がするんだよね。モチベー
ションとして。こんなもん描くこと自体ちょっと変わってるわけだし、まその内容的にね、人を
惹きつけるようなもの描く人は、やっぱりどっか特出してて、どっか欠けちゃってるから、やっ
ぱりみなさん大変なんですよ。すごいっすよね、みんなすごい。でこれIkkIもし読んでいる人い
たら、黒田硫黄って最近載ってないって思ったりすることってあったりする?
飯田:します。
編集長:するよね?
中野:彼、ファンなんで。
編集長:あ、ファンですか。黒田硫黄さんやっぱり天才的じゃない? 描いたもの。おもしろいし
さあ、すごく絵柄も個性的だし。なんかもう天才、天才黒田としか言いようがないくらい天才なん
だけど、載ってないじゃない?ねえ。やっぱりなんか起こってるわけですね。そういうことがねえ。
やっぱり大変なわけですよ。載せたいんだよね。雑誌としては載せたいんだけど載らないわけだか
ら、やっぱりねえ、思ったようになんないわけですよね。あるすごい特出した才能はすごい扱うの
大変だし。まあ黒田さんで言えば、まあ落ちちゃたわけですよね。でしかもまあ、さっき「作家の
人いないんですか?」って言ったけど、ここにカンヅメまでしてね。このあたりの部屋に籠もって
いただいて、最後やってたわけですよ。てことはさあ、本人もサボりたいわけじゃないんだよね。
描きたかったわけ。何日間もここにいて、時々「散歩行ってきます」って言ってね。
安島さん:3時間くらい。
編集長:3時間くらい用事ないのに出て夜中歩いたりさあ、こうずっと何考えてんだかわかんない時間
ずーっとうーんと下向いて突っ伏したり、なんか「ちょっとくさくさしたからおもしろい話聞かせてく
ださい」とか、こっちは失敗談でも一生懸命話して、夜中の3時くらいにさ、「なんかおもしろい話な
かったっけ」みたいなさあ。それでなんかちょっと気分がのってくる。「ああ、なんかのってきたな」
て。で結局ネームまで描いてたんですよね。ネームが描けたらもういけそうじゃない。で本人ももうい
けるような雰囲気になってきてだんだん気分がちょっと上がってきたなっていう。こっちも安心して、
「じゃあネームが描ければ絵はあとはもう物理的な時間だけだな」っていう。「家帰って描いてきます。
手伝いの人も今家にいますし」「がんばって」でね、佐藤君が原稿を取りに。
佐藤さん:行きました。
編集長:佐藤君がとりにいったの。前半ていうか扉だけ先にくれって印刷の方が言うんでさ。
佐藤さん:もし可能ならもう2、3枚取って来れるんじゃないか、と。
編集長:扉とあと2、3枚。だって他もう全部校了終わってるくらい遅いんだよね。もう落ちそうなと
ころの最後の最後で印刷所にもう泣いてもらってやってるから。もうとにかく1枚でも多く取って早く
持っていきたい。「佐藤君、扉だけじゃなくてあともう2、3枚取れたら」っ言ったら。
佐藤さん:はい。
編集長:どうだったんですか?
佐藤さん:扉だけありまして、で「もう描けません」て言われて、「無理です」って。いろいろ言わ
れて。月刊化の第1号の時の話だったんで、「月刊の第1号だから次休むのはしょうがないかもしれ
ないけど第1号には載ってて欲しいんで」って。
編集長:「(月刊の)創刊号だからどうしても載ってくれ」
佐藤さん:ええ。
編集長:しかも(黒田硫黄さん)文科庁メディア芸術祭なんとか大賞とってるし。
佐藤さん:とった次の。
編集長:そう。とって出したつぎの翌日が授賞式だしみたいなさあ。
佐藤さん:発売日の翌々日が授賞式。
編集長:落としたら様になんないだろうっつってね。
佐藤さん:もうぼそぼそっと。「無理です」「わかりますけど。編集さんのそういう気持ちとかわかり
ますけど」ぼそぼそっと。
安島さん:子犬のように震えてたらしい。
佐藤さん:そう。もう子犬のように。
編集長:震えてたんだよね?
佐藤さん:震えて、ちょっと。「もう無理でした」って震えてた。
編集長:震えてたらしいんだよね。
佐藤さん:もう無理でした。僕の手じゃあ。
編集長:そのまえに「創」にも書いたけど、そこは名指しはしてないけどね、名誉を守るためにね、
ぜったいわかるけどね。あのう「マンガの描き方」を忘れたって言い出したんだよね。カンヅメにな
っていると、なんか「マンガの描き方忘れました」ってぼそっと言って、「どうして描けてたかがわ
かりません」て言ったわけね。で結構すごいわけだよね。「えっ!!」みたいな。「いまごろ忘れて
もらっても困るー」みたいな。「アフタヌーンやってたときはなぜ忘れてくれない」みたいな。
一同:笑
●作家という特別な生き方/一色まことのこと、土田世紀のこと
編集長:(資料を見て)まぁこれも、一番最後のほうにね、このI先生っていうのは、一色まこと先生
だよね。知らないかもしれないけど。今『ピアノの森』かなんかやっててね。でももう10何年生きて
るってえらいよね。こんなこと言っておきながら。
一同:(笑)
編集長:これも週刊連載だったんだよね。週刊でやってるのに、毎回の打ち合わせで、自分は漫画家に
向いてないと思いますってことを言うわけですよ。つまり、やる仕事っていうのは、今後の展開ではど
うなるんですか主人公っていう前にまずあなたは漫画家に向いてるんだと。マンガがしかないだろうよ
く考えてみろと。で、ようやく、漫画家を今週やろうっていう話から始まるわけですね。すっげぇ大変
なわけ。うん、その説得で、ほんとに大変だよね。で結構もうマンガしかありえないのにマンガじゃな
くていいとか思ってる人がいるんだよね。この中で言ったら土田世紀さんなんかもさ、いつでも漁船に
のるとかっていってるわけ。お前みたいなあまちゃんが乗れるのかって思うんだけどさ。「漁船に乗り
ます」とか言ってさ、海の男になるとか言うわけ。信じられないよね。ほんとに。
安島さん:絶対無理ですよね(笑)
編集長:無理だよね(笑) おいそんなあまちゃんがさ、ふられたくらいで落としそうになってるやつ
が・・・ほんっとにもうありえんって思ってるんだけどさ(笑)
一同:(笑
編集長:ただ一方ではわかるんですよね。すごく普通の仕事に比べると、あの、なんていうの我々もプライ
ベートとね、編集っていうのは若干プライベートな部分っていうか、周囲、プライベートで考えてる部分と
仕事がぐちゃぐちゃしちゃうけど。作家は完全に一致してるから、確かに失恋した週って描くの大変だろう
なと思うんだよね。うん。あの、大変だと思うんだ(笑)つっちー(土田さん)もよく失恋してるからね(笑)
失恋しては何か、うーん。。ちょっと何か、うーん。ちょっとね、彼女に内緒でね、それこそキャバクラか
何かにいれあげたりして、ばれたりして。ばれて彼女が乗り込んできたこともあったんですよ。執筆現場に。
編集長:ほんっともうどうでもいい話だけど(笑)すごいんだよ。どたどたって入ってきて。でも彼は偉か
ったんだよ。アシスタントもいて。仕事と台所が2間あるところだったんだけど。もう何で彼女が来たかわ
かるわけ。もうわかってるわけ。で、おれとアシスタントを残して隣の部屋にぱっと入ってさ。で彼女が乗
り込んできて、隣の部屋ですごい音がするわけ。もういろんなもん投げてる感じ。あと、ぶんなぐってる感
じ。でひとしきりそれが終わったあとも、顔腫らして、ドア開けて、入ってきて。またこうやって仕事やっ
てるんだよね。漢だと思ったよね。漢。つっちーはそこで一段と漢になったと思うんだけどね。とかね、ま
たそんなような余談はいっぱいあるんだけど。そんなことが聞きたいわけじゃないって(笑)?
一応そんな感じで得体の知れない人からおもしろい作品取るのは大変ですということなんですけど。
安島さん:そんなすごい人ばっかりじゃないって、それをちゃんと言わないと(笑)
●作家と幸せな一生を暮らすというのは難しい
編集長:さっきも出たけどでいますっごくある作家の人と決裂しちゃってるんだけど、それはなぜか?
けっこう本質的な話かもしれないんだけど。まあ、『月下の棋士』ってやったわけですよ。『月下の棋士』は
成功してるんですよ、やっぱり いやそれはもうすっごく上手くいっちゃった訳ですよ色んな意味で。まあも
っと売れたらもっとうまくいってるんだけど でもその作家のモチベーションっていうのを非常にこう喚起し
て、しかもまあ数字的にも結果が出て、まあ、能條さんとしてはおれはやっぱり『哭きの龍』だろうと思うん
だけどでもやっぱり数字的には『哭きの龍』を超えてる部数をとったということでは能條さん的にはすっごく
『月下の棋士』をやった体験っていうのは成功体験なわけですよ。で、それを起こしたぼくに対してはすごく
感謝するし、プラシーボ効果もあるわけですよ、つまり江上さんと一緒だったらうまくやれるのに、でも「い
なきゃダメだ」ってことになってくるわけですよだんだん。で彼はやっぱり『月下の棋士』が終わった後も、
やっぱりその次の作品に対しても僕を頼ってくることもあるわけですね。でももう僕の立場は現場じゃなくな
ってるし、IKKIに行っちゃってるっていうかIKKIに行きだしたんだね、そうすると立場として僕がすごく関わ
ると現場編集者にも迷惑じゃない、しかももうそろそろ「スピリッツ」とも関係がなくなってきてるわけだか
ら。あと、もうひとつは能條さんに次の作品を描かせるイメージがあんまりなかったのよ。能條さんはビリヤ
ード描きたい!ってすっごく思ってるけどビリヤードがいいのか悪いのか自分の中でまだ確信がなかったわけ
ですよ、確信がないけどまあ、スピリッツで次を始めるって言うタイミングが来て、あとまあその当時の編集
長が言ってしまえば言ってしまえば原作者的な素養もあるし、世界の謎みたいなのが好きな人なのね、中国の
パンの裏社会みたいなのが大好きな人なのね、入ってるじゃない今の『J-BOY』の後ろっかわに。
それをその編集長の趣味でこう彼に与えたりして。おれはパンの社会の裏側を描くっていうこととビリヤード
と全部ひっくるめてこうイメージがなかったんですよね。でもなんかもうしょうがないしちょっとだけ腰がひ
けたところで能條さんを信じてやっちゃえと、まあ応援しますよみたいな感じで。やったんだけど、すぐさま
失敗したと思ったのね、始めた時に。でそっからやっぱりもうミソつけちゃったっていうか、まあ色んな言い
訳はあるんだけど、少なくとも彼は、『J-BOY』を江上さんはしっかり成功させてくれなかったという思いが
強い訳ですね。第一部のときもおれはもう終わったほうがいいって言ったけど、それはもう「あなたがそれを
言うのか」って事になるわけだしさ、僕には責任があるから最後まで全うするんだって、ふつうに考えたらも
うやめたほうがいいんじゃないのって。マンガ家って絶対失敗作あるわけじゃない、かわぐちかいじだって失
敗してまた次をつくってて、成功させたりしてるわけなんだけどさ、やっぱり作家はそれだめなんだよ。おれ
は彼のまあ、おれからするとしょっぱな起こす時に逃げたっていうのがあるんだよね、それで大決裂大会にな
っちゃったんだよね。別にけんかした覚えないけど。だから彼はもうぼろかすに言いたいだろうし、場所によ
っては言ってるだろうなって思う感じなんだけどね。それは今おれの中ではすごく頭が痛いと言うかさ。で、
そういうケースって多いわけ。もうあんなにしたのに、って言う人が意外となっちゃうわけ。もう正月返上し
ていっつもおせち料理を正月、元旦に届けてたって人もいるわけ、能條さんじゃないよ全然別の作家との関係
だけど。恋人のような関係だった人が多いんだよ、そうなるんだよ、女性みたいな人が多いから。だけどやっ
ぱりちょっとしたことなんだよね。ちょっとしたことで裏切られたと、私だけ見ていてくれると思ったのに他
の人を見た!みたいな感じになるわけですよ。
一同:(笑)
●年齢でも性別でもなくて、精神的な階層で考えていく、ということ
飯田:その上で、IKKIっていう雑誌は、一般的にこう大衆受けとかを、狙っているのか、マニア受けじゃ
ないですけど…
編集長:ああ
飯田:どうなんですかね
編集長:それはけっこう良く言われると言うかね、浦沢さんからも「IKKI百万部売れたら嬉しいですか?」
とか言われたりしてさ、意味深な質問をされたりしてさ、嬉しいことは嬉しいよなって。きっと浦沢さんな
んかの理論っていうのは百万部目指すなら作り方ちがうよとか言いたいんだろうけどさ、まあ百万部はちょ
っとあれだけどさ、ただまあおれなんか『伝染るんです。』とか自分でやっちゃったことがあるから、やっ
ぱり自分の感覚、かなりマイナーな感覚っていうのは…つまり、マイナーもメジャーもあんのかっていう考
え方あるじゃない? なんで175Rがぼーんと売れてるのかわかんないとかさ、あのーそういう意味では
なんかわかんないんですよ。確かに今実数、部数は減ってると思うけど、『伝染るんです。』を手にとった
人なんかのイメージってさ、おれだけわかると思ったと思うんだよね。「ぜってえ吉田戦車のここはおれし
かわかんないんだよ」と思って手を伸ばしたらみんながぼーんと手を伸ばして売れたっていう。必ずしもそ
んな部数とかメジャーとか、あんまり意識はしないんだけど、ただおもしろい本はみんなに読んでもらいた
いし、おれのおもしろいと思ったのがわかるのが、何千とかさあ、まあなんかわかんないけど、十万ぐらい
はそういう人がいてもいいかなあっていう、自負はあるんだよね。うん。ただうまく届けるやりかたってい
うのはあると思うんだ、うまくいってないかなあとは思うけど。ただねスピリッツとか週刊誌、ジャンプと
かああいうのを作る時と同じ意識で作ってるのかというと違うんだろうねやっぱり。
飯田:違いますかやっぱり。
編集長:違うとは思うよねやっぱり。理想なんだけど、月刊誌だし、取ろうと思えばページ数も取れるわけ
だから、やっぱり一ヶ月に一度ぐらいは深いところにいこうよ!っていう感じがするのね、やっぱりすごく
浅いところで戻ってくるのは週刊誌でいいような気がするわけ。深いところまで行かしたいんですよ。ただ
さあ、入り口っていうのが最初から見るからに高かったらやっぱり読まないじゃない、行かないじゃない、
だからおれは理想としては入り口は低く、入りやすくしたい。読みやすくしたいし、やっぱりわかりやすく
したいのよ。わかりやすくして、わかりにくいっていうか非常に高次なものまでうまく連れてってあげたい。
もちろん読み方や進度によって違うけど、理想はそう。最初っから限定するのは嫌だし、理想的な形で出来る
だけ多くのひとをそこまでもってってあげればいいなあと思ってるね。あとやっぱ最近いろんなところでもさ
あ、雑誌の区分けっていうのが年齢層なのか性別なのかっていうのが昔よりも考え直さなきゃいけないような
ことになってるわけじゃない。少年誌があって、青年誌があって、途中にヤング誌があってとかさあ。それは
年齢と性別で分けていくんだけど。でまあIKKIなんかはさあ、結果的にはある性別や年齢層で区分けできるけ
ど、性別のほうはけっこうユニセックスに向かうはずなのね、おれの志向がそうだと思うし。で年齢は別にお
れは何歳を目指して作ってるってほどでもないのね。てことはさあ、実は性別や年齢を超えたところの、ある
種の志向性っていうのがあって、もちろんそれが強い人と弱い人がいるんだけど。
でね、最近おれがちょっとこうねえ、上部に提出した書類にも書いたんだけど、おれが考えたのが、心のステ
ージみたいなの、精神的な階層がむしろ分け方なんじゃないかって思う訳。おれもさあ、よく行くけど夜中の
コンビニいったらさ、「投稿写真」とか「ブブカ」とか的なところにいくのよ。やっぱり見たいもん、夜中に
こうだるだるしてるときにあのへんの雰囲気のところに行ってさ、なんか「投稿写真」とかアイドルのお宝発
見みたいなの見て、なんかだんだんそこが顕在化してきてさ、それはそれでわくわくしたりするわけですよ。
でも夜中の3時ぐらいにさ、六本木のABCとか行くと、やっぱり全然違うところがチャンネル入るんだよね。
アートのところとかいってさ、普段以上にけっこうなんかアート系の本なんかみてさ、かっこいいなー素敵だ
なと思って買っちゃったりして。とおれの中でもあるものが顕在化するシチュエーションていうかさ、時間帯
によって、シチュエーションによって、気分によって、いくつか色んな階層があって、かなり下衆な階層から
宗教に近いところまで、あるわけですよ。もしかすると、IKKIなんかを考えた時に年齢とか性別とかじゃなく
てある、言い方は悪いけど、比較的、うーんなんかあれだよね、志の高い階層。誰にでもあるんだけど、頭金
髪でまゆげなくても、誰にでもあるんだよなんかこうひっかかる、階層をもってて、必ずしも若いやつはもう
さ、やりたくて車と女と金か、わかんないけどそれだけか?って思う訳。欲望、じゃあその欲望に巨乳いきま
しょうかーみたいなことでいいの?っていうのがあるのよ。まあそれはそれで確かに反応する場所はあるわけ
ですよ。だけどそこじゃない!と。もしかするとおれが思う階層はきっと強い人と弱い人がいるけど、かなり
年齢と性別は関係ない場所に横たわってて、そこに持っていける売り場とかプロモーションとかができれば、
IKKIっていうのが今までと違った読者のとりかたができるんじゃないかなと思ったりもしてるんですけど、ま
あ、抽象的ですね。まあ、メジャー誌とかマイナー誌っていう考えもあんまりしないんだけどね。うん。
わっかんねえなあ・・・・
どうしてこれが作家を貶してることになるんだか。
「天才」ってこと前提に特殊なエピソードを披瀝してるだけじゃん。
しかもこんなんヤバいことでも知られて困り果てるようなことでもないじゃん。
「あーあ、さすが天才サマは、俺ら高学歴リーマンとは違うよナー(プゲラ」
……という意味でなら、確かに彼らは
『「天才」ってこと前提に特殊なエピソードを披瀝』している。
で、「してるだけ」だからヤンヤ言われてるんだよ。
>しかもこんなんヤバいことでも知られて困り果てるようなことでもないじゃん。
君はそうだろうがね。
>>982-992 さんきゅ、ずっと探してたけどこっちにあったのか。
類稀な打ち明け話が読めて嬉しかったけど、これでインタビューの内容全部ですか?
次スレにあった、「学生時代音楽やってて…」とかの話がなかったのが気になったんだけど。
もっと長い、これの10倍近くあるかも。音楽云々のくだりは以下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
編集長:ミュージシャンになりたかったんだよねーでもそれも本気でやってることじゃないんだよね、
なんかそんなことあればなーみたいな感じでね。でもそれしか自慢がないんだけど、唯一の自慢が就職
前に応募したテープに一回だけ引っ掛かったんだよ。
谷口:すごいじゃないですか!
編集長:自慢しちゃっていい?
谷口:(笑) え、その先があるんですか? ぜひ、お願いします!
編集長:いや、ないんだけど。ほとんどないんだけど。
一同:(笑)
編集長:いや、最後は落ちたのよ。落ちたんだけど一応ね、信濃町のソニーのとこでは歌ってんだよ
ね。そうなんすよねー。やっぱりもの作るのが好きだってことだよね。ただ編集者っていうのは微妙で
ね、もの作ってるようで自分が表現の主宰じゃないじゃない。そうすっとね、すっごくフラストレーシ
ョン溜まる人もいると思うんだよね。自分で描けないじゃない。だからって自分が描けるんだったら自
分がマンガ家になってる訳だし、だからといって自分のある種のクリエイテビティを発露したいという
そういう気持がなければ作品なんておこせないっていうかさ、やってられない。だけど、やっぱりすっ
ごい才能を前にして、やっぱり才能っていうのはこういうオーラがあるんだなっていうのを思いなが
ら、挫けるけど、でもやっぱり自分の表現欲もまだ残ってんだよね。そのへんが微妙だよね。おれみた
いに中途半端に音楽やりたいなとかさーさっき人形作ってたけど、人形つくりたいなーとかどれもまあ
食べ散らかしているような人っていうのは編集に向いてるかもしれないね。何の才能もないけどなんか
なんとなくどこもひっかかってるみたいなさ。て言う感じかな。
>>996 ありがとうー。
なんかさっき読んだのとまた違った印象になってきたよ…
また完全版探してみます
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \ニャーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
999!
1000!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。