幸村誠・プラネテスPHASE9〜サキノハカという黒い花

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264名無しんぼ@お腹いっぱい
>>259
宇宙機雷(うちゅうきらい)
 中国では古代より、竹筒に火薬をこめて矢や弾丸をとばしていたが、
この弾丸として細く鋭利な金属棒を利用することを考案したのが中国大砲の父、
玲碑阿である。
 その威力は絶大であったが、当時の貧弱な砲身では暴発も多く、その場合の
被害が甚大なためこの弾丸は次第に廃れていった。その後、この記録を元に
対人地雷、宇宙機雷が開発されたのは余りにも有名な話である。
 ちなみにヨーロッパで発達した細く鋭利な剣、レイピアはイタリア発祥というのが
定説であったが 最近では前出の発明家、玲碑阿の名前でもわかるとおり中国が
その起源であるという説が支配的である。

民明書房刊『世界史に見る現代兵器の源泉』より