平野耕太　ヘルシング　†27　最後の命令を送る

ようやく手に入れた。憶えていないでしょうけど申し上げます。私、以前のス
レで「通常の武器弾薬でも効く」と唱えて、周囲の嘲笑を買った者です。
私を「本気で」嘲った皆様方、ペンウッド卿の最後で「ようやく」お分かりに
なったことでしょう。

「全部読めよ」にさすがに呆れて話から離れた後も、持論を裏付ける資料はい
ろいろと浮かび上がりました。
・アーカードの「化け物を倒すのはいつだって人間だ」
・総統代行の「次の戦争のために。『次の次の戦争』のために」（これが最後
では無いということ）
・ハルコネンの弾頭が儀式弾ではなくＡＰ（徹甲）やＤＵ（減速ウラン）であ
ること。
・通常兵器が通用しないなら、そもそも手始めに軍事施設を襲う必要なぞ無い。

他にも度忘れしている件もあるかもしれませんが、まぁ、そういうことです。
スタッフや作者様ご本人の牽制の可能性もあり（確かに私は読者として、作者
様や他の先を読めない幸せな読者の楽しみを奪いかねない所業に出た）ますが、
それに乗った人は、少しご自身の読みに疑問をお持ちになることをお薦めしま
す（最後までびっくり箱として楽しめる・・・マンガ読みとしては羨むべき才能ですが・・・マスターしたいものではありませんな）。
たぶん、再生能力を持つ者は５人にも満たないだろうな（つまり、司令部制圧
に乗り込んだ連中は骨も残さず消し飛んだことでしょう）。

あと、「グールが増えて手に負えなくなる」との主旨でお返事された方がお一
方いらっしゃいましたので、お答え申し上げます。
私は人間と吸血鬼の「キル・レシオ」で、この「戦争」を考えております。
現在、地球の総人口は約６０億人でしたでしょうか。それをたったの１００１名で相手しなければならないわけでして。
つまり人間を１０万人程度失っても、それで吸血鬼１人を破壊できれば、そい
つはもうグールを生み出すことはできない。つまり、人間側の圧倒的な勝利な
のです。

あぼーん

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