やはり分析派と言えば聞こえはいいですが、
ただの方向性の違いだと思います。井上氏が漫画的表現を苦手と
している、っという事はなんとなく解ります。ですが、私は良作の邦画を見てるような気分に
なります、気のせいでしょうか?まぁ、そういう人も居るという事を
覚えていて欲しいです。そういえば、この前不動の物干し竿がコマをはみ出していたんですが、
井上で、こういうコマ割りをはみ出した表現をあまりみないのもので、
これは、漫画的表現をとりいれよう。ってことなのでしょうか?私は今までのが好きだし、
いきないりやってもすべるだけなのでやらないで欲しいですね。
ちなみに、私はもちろん井上氏の欠点もちゃんと見た上でこの漫画を好きなんですが、
2chで欠点を指摘しても、アンチに付け込まれる所か、価値観のやりとりをする上で
何の役にも立たないし、ただの机上の空論になるだけなのでやりません。
一つ上げるとすれば、これが原作付きだったということでしょうか?私は原作抜きの実力が
見てみたい。
で、わー太三巻を読ましてもらいましたが、一言で言うと、梅川ー独善的独り善がりな作品という
ことでしょうか?「動物の言葉が解る」というありがちな設定でそこまではいいのですが、
どうも動物というものが描けていない、どの動物も人間によって勝手に人間としての価値観を植え付けられた
人語を理解し言葉を喋るただのおとぎ話の住民だという事です。。。(怒らないで下さい)
不吉だと嫌われる事を嫌がる黒猫に、人間に復讐しようと目論むたぬき…芝居する犬…
兎にも角にも動物の心ではなく、人間から見た動物の勝手な心理描写が目立ちすぎます。
絵柄も幼稚なせいか、大事なシーンで作者が意図した肝心なことがうまく伝わらない…伝えられない。
途中ヒロインの顔がやけに変形して、狂いまくりだったのには驚きました。
主人公に感情移入しずらいのも致命的です。ヒロインの為に、っという不純な動機から動物を
救いたいと思うまでの葛藤が薄すぎます。極めつけは、たぬきが化けるなどと言う愚考を犯してしまった為に
世界観が一気に崩れ去り、主人公が動物の言葉を理解できるという肝となる部分がすっ飛ばされて、
物語全体のバランスを一気に失ってしまったことです。このままでは、いつワイルドハーフのように
わー太が変身してもおかしくはない。人間と動物の関わりの上で動物を上手く動かせるようになって欲しいものです。
作者はシートン動物記でも読んで勉強した方がいいんじゃないでしょうか?、このままでは一部の読者をないがしろにしたまま突っ走り
何も上達はないと思いました。この漫画の読者層が知りたいです。やはりメルヘンに憧れる腐女子さんや、夢見がちな人が
主なターゲット層だという分析になりますか。。。兎にも角にもバンチでの打ち切りは大勢の読者から見て
妥当な判断です。少年誌での連載の方が適任かなと思いました。。。
っとここまでの話は、これはバガには関係ないのですが、一読者として、客観的にみた批判だと受け入れてください。
ファンの人もそれを含めた上でファンでいて下さい。それでこそのファンなのですから。
それにしても、ここまで来てようやくアンチの気持ちが少し解りました、やはりメディアが絶賛、お勧めされた作品が自分には
つまらなかったら損をした気分になりますよね?それで批判したくなるのは人情というものですね
しかし、……元は人の意見とは言え、自分が買う事選択したのだからそこは寛容な精神でいたいものです。
私も失敗しましたが、自分で選んだ道です、不平不満を言うのは我慢したいです。
それにしてもなぜわー太なんかを出したのでしょうか?本当に盲目的信者というものは怖いものだ、そう思いました
それと、井上批判の人がやはり腐女子たちであることも驚きを隠せませんでした。
元ファンというのは時として、牙をむきます。映画「ザ・ファン」のように…