美味しんぼ14「Fカップにしなきゃ!」

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791名無しんぼ@お腹いっぱい
客A「うーむこのユーザンはすばらしいですな。」
客B「まったくだ、この威厳といい安定感といい最高のユーザンですな。」
山「このユーザンは出来損ないだ。こんなクズユーザンをありがたがるやつの気が知れないよ。」
客A「なにっ!」
栗「山岡さん!」
客B「君はわれわれにつまらん言いがかりをつける気かね?」
山「口で説明しても分かっていただけないでしょう。一週間後に本物のユーザンを御覧にいれますよ。」
客A「そこまで言った以上つまらぬユーザンだったらゆるさんぞ。」


○一週間後○
山「さあこれが本物のユーザンです。」

ユーザン『馬鹿共に車をあたえるなっ』
ユーザン『死ね、死んで償え』

客A「これは素晴らしい。なんという活きのよさだ」
栗「火山の噴火のような力強さ、そしてこの鮮烈な怒号、これがこの前のユーザンと同じものとはと信じられないわ!」
客B「たしかにこのユーザンにくらべるとこの前のユーザンはハリボテのようだ。君、これはなにか特別なユーザンなのかね?」
山「いいえ、ただのユーザンですよ。クリ子に汚染される前の。」
客&栗「ええっ!?」
山「たしかに昔のクリ子は萌えキャラとして扱われるほど人気のあるキャラでした。だが、近年では自分は仕事をしないくせに人の仕事に文句をつける、更にはちょっとした事を恩に着せ何事も自分の思う通りにしないと気の済まないウザキャラとなってしまったんだ。」
栗「まあ、そんな人の気持ちも考えない厚顔無恥なクリ子をユーザンと一緒にしておけばクリ子がユーザンのパワーを吸い取ってしまい、だしがらのようなユーザンになってしまうのはあたりまえだわ」
山「そもそもこんなクリ子が幅を利かせるようになったのはカリーヤが話の締めにクリ子を使いすぎ、クリ子がまるで士郎よりもずっと深く物事を考え、全てを見通している存在であるかのようにしてしまったのが問題なんだ。」
栗「カリーヤの無策で適当な話の作りがクリ子をウザキャラにし、ついにはユーザンまでハリボテにしてしまったのね。」

ユーザン『わあっはっはっは!さっきから見ていればこれで本物のユーザンとは笑止千万!』

−−完−−