1 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:
オレ…都を作るぜ…
オレが機嫌良く暮らせる都だ…
2 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 00:28
語ってください。終盤は破綻してた気がするけど
少年時代〜青年までは異様な盛り上がりを見せて好きだった
3 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 00:31
プロジェクトXの新幹線開発モノなんか
コミック化して、なにやってんだか。
4 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 00:31
誰もこの漫画を知らないことが判明しました
パチーノには見えない。
6 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 00:34
その髪型のほうが顔が小さく見えてカッコええわ
7 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 00:36
ちなみに私の好きなキャラは弟の親友?岡くんでした。
少年時代、あれほど馬鹿キャラだったのに、最後は
弟を食うほど味のあるキャラになってた。
六田漫画によく出てる顔なのが気になるけど<岡
>1
六田登総合スレにしろよ・・・
■「一作家につき1スレッド」および
「『連載中』の一作品につき1スレッド」が原則です。
(連載終了した作品は、作家総合スレッドでお願いします。)
9 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 01:01
六だ総合スレでいいのかい?
たぶん2chでは人気最低なのだろうが、俺はこの漫画家結構好きだったんだよ。
どんどん作風が暗くなってって消えてしまったが、今どうしてるんだ?
一期は人気低迷のせいだろうけど確かに後半が尻すぼみだったな。
「F」連載時とあまり時間差がなかったよね描き始めたときは。
なんだか「パブロフの犬」あたりで描けない悩みを作品に出してたが、
本当に消えてしまった。
11 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 01:14
>>9-10 消えてないって(w
最近は主にオールマンとかで連載してる。
今連載してるのは「BOX」ていうボクシング漫画。
12 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 01:20
絵本を出したよね。
>>11 そうだったのか。ゴメン
最近はあまり新しい漫画を読んでいる暇がないので。。
それを聞いて安心したよ。
14 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 01:28
少し前のアクションで主人公がドラキュラで
プロ野球選手の「キュラ」ってのもやってた。
15 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 01:54
「どうせ瞳クン!」
「ダッシュ勝平」
以来の読者です。
16 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 02:00
最終テストをリアルタイムで。
小学四?年生妹が買ってたとき、読者コーナー担当がのぼーるだった。
自分のときはジャロ辰ことおだ辰夫。
17 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 03:27
山口美里age
18 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 20:47
まあなんだかんだ言って「F]は面白かった。
でもアニメ化するには深夜枠でしか出来ないんじゃねーの?って思ってた。
たしか聖が死ぬまでで終わりだったよね?アニメ
19 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 20:51
あのさ、ずっと前から気になってたんだけど
この漫画始まる前に、同じコンセプトの漫画
やってて、それが描き方間違えた、失敗だったって事で
途中終了させて、これが始まったんだよね?
そっちの方、なんてタイトルだったっけ?
同じじゃなかったよね?
確か、途中終了する時の最後の台詞が、同級生(刑事の息子)の
「**、君は死刑や」って言うやつ
20 :
定期的にこのスレたつね:01/11/29 22:32
>>19 「二都物語」ですな。(ICHIGOのような副題なし)
モーニングで時々やってた奴。
失敗だ、って作者がいってたの?
それは初耳。
21 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 22:46
そーか、二都物語か、サンキュー
タイトル同じだったような、違ったような気が
してたんだけど、副題と同じだったんだ、納得
失敗だってのは、作者じゃなかったかも…
ほとんど覚えてないけど、ICHIGOが
始まったときの漫画批評かなんかで、そう言ってたのが
頭に残ってただけかもしれない
22 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 22:59
俺も『ICHIGO』大好きだったんだけど、
10巻だけ持ってないんだよ。
発売当時は浪人中で、漫画控えてたから。
かなり探したんだけど全然見つからなくて、
もう絶版になっちゃったみたいだね。
どんなラストだったのか気になる。
23 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 23:08
ICHIGOがエキサイティングだったのは
ヤクザ編前までだったな。
あそこまでは純粋な殺人鬼としてのイチゴにドキドキした。
(世にサカキバラが出る10年以上前!?
24 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 23:11
あのさ、最後の苺の死体が上がらなかったの
ネズミが全部食っちゃったのかな?
25 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 23:13
今、ブクオフで、かなり出回ってる
でも、1〜8巻までがほとんどで
ラストが読み返せないのがキツイ
26 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 23:19
殺し屋1VS梅川一期
27 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/29 23:22
最近は「近代麻雀ゴールド」で連載してます
28 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 00:46
>>24 あのラストは、実は一期は死んでいないのかも?という暗示でしょ?
29 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 00:48
六田登の書く主人公ってたいてい一回はインポになるね
作者インポ経験があるのかな?
30 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 02:48
院歩に関係するかどうか確信はないが、六田は心理学にはまっているね。
一期も軍馬も、エディプスコンプレックスがテーマだしね。
瓶底メガネの岸田秀なんつうキャラもでてくるし。
31 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 05:10
地味だけど「かぼちゃ白書」も好きです。
若い頃から続いている作風だね。
32 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 20:49
Fの軍馬が好きだった
最初、すごいガキでわがままでどうしようも無い
人間なのに、最後には本当人間的に成長してて
33 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/11/30 21:34
最後の方の久保が可哀想っぽい感じ
34 :
キティ=コンビネーション:01/12/01 00:50
一期=総一郎
久保=笠井
35 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 13:38
>>33 久保はなんか可哀相だったね
六田登の書く漫画ってたいてい主人公が父親にコンプレックスもってるんだけど
久保の親父は結局、ボケてて久保に対してどういう感情持ってたのか
不明のままだったし。ダイナマイトで吹き飛んだけど
36 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 14:11
弟のよしもとよしともは兄貴をみならいたまい
37 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 16:14
Fの軍馬の父親は好きだった
特になんか政治家になろうとした時ダーウィンの進化論について
批判してきた手紙に反論する時。妙に子供っぽくってそれでいて大人で
最後の方に再登場した時、なぜか外国にいて痩せ細ってたのもよかった
38 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 16:29
スレがたってること自体嬉しいんだけど、話題が無いなあ。
最近の六田作品はさりげなく匂わせる程度にしときゃいい哲学を前面に出しすぎて
こける事が多いと思うんだけど、作り手としての姿勢の若さが魅力だね。
このキャリアでまだあれだけポンポン新鮮且つ幅広いアイディアが生み出せるてのは凄いよ。
特に「上手く料理すれば間違いなく傑作になるだろう」ってな話の
設定作りの上手さや作家としての引出しの広さ、創作意欲には本当に驚かされる。
…ただ、そう発展する前にこけることしばしなんだけど、どうしても六田の情熱に賭けちゃう
というか、未だにファンやってるもんな。
タイトル失念だが今連載してる麻雀漫画は割と楽しく読んでる。
「歌麿」もアイデア自体は本当に素晴らしかった!
「BOX」は正直……
この人は2人以上で話を描いたらもしかして化けるんじゃなかろうか?
39 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 19:02
「ヤングマン」なんかはなかなかいい線いってたと思う
んだけど…。あのお母さんが邪悪で好きだった
父親はとても尊敬できない人だったけど
40 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/01 23:37
>>38 六田登のアイディアの多さにはたしかに驚く
「バロン」のネタ設定にはけっこう関心した。
波郎の母が宇宙人だったといのにはビックリだったけど
41 :
当方、痛い信者です・・:01/12/02 17:14
「突進する男根」あげ
キャラの舞台設定作りならホントに凄いよ。
後、キャラのネーミングセンスも凄いよね。
一期って本当にいい名前だなあ。本人はああだけど(w
「歌麿」では歌麿とその主要キャラ、特にこれまでにない写楽の設定にはマジびっくりした。
「獅子の王国」(だっけ?ミケランジェロのやつ)の設定も興味を惹くものだったなあ。
空回りしやすいけど、「ICHIGO」や「F」は絶妙のバランスで哲学がまとまってたなあ。
もったいない作家だと思うけど、そんな模索し続ける姿勢も含めて作家として尊敬してる。
42 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 18:35
>>41 哲学的なのはすごく同意。
哲学というよりは…六田節? みたいなのが全作品共通してあるよね。
六田作品、いくつか読んでの俺のみつけた共通項は…
「主人公にとって父親は強大で乗り越えるべき対象」
「人間は弱い(ヤングマンの主人公とか、すぐ堕落する主人公が多い)」
「インポ(藁)」
「軍馬の顔が主人公の基本(藁)」
「岡の顔は脇役の基本(藁)」
43 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 21:59
最近「千億の蟲」や「キュラ」読んだんだけど、相変わらずの持ち味だね。六田登。
人間の理性とか情念とか欲望とか、そういう部分に向き合う作風は、やはり惹かれる。
でもなんでこんなにコケやすいんだろうな。もったいない作品も多いと思うよ。
ところで少年誌時代に学習雑誌にも連載してたけど、詳しい人いる?
44 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 23:20
学習雑誌は知らないなぁ…
「ダッシュ勝平」が結局この人の漫画では
「F]の次に長く続いたのかな?
たしかにこける漫画が多い・…
作者が納得いくまで書いて欲しいが。
昔ヤンサンでやってた「カメ」はすぐ終わったな
この人の刑事漫画って期待してたのに
45 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 23:27
学習雑誌・・・
「カイの旅立ち」かな?
なんか違うような・・・
46 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 23:46
「たもつ」だっけ??
アレは別物?
47 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 23:53
青春の事件簿
友だちってなんだ!? 『小学六年生』12月号
昭和52年(1977年)12月1日 8 『小学六年生』連載ハロー6ワイドショー
(ろくだのぼーる他構成)のコーナーのひとつ。
小五かくし絵クイズ懸賞 『小学五年生』4月号
昭和53年(1978年)4月1日 1 案・絵/六田のぼる
検索したら出てきた。この人いったい何歳だ??
48 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/02 23:57
二都は何を指してるの?
50 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 17:18
六田作品って、よく人間味のあるオッサンヤクザがでてくるけど、
殺人鬼一期の才能を見抜いてスカウトしたオッサンは怖いキャラだったな。
51 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 17:37
一期と利行、軍馬と将馬の関係が微妙にだぶる。
「自分が恐れる怖い親父にも真っ向から反抗する自由な兄弟に対し、周囲からの
抑圧の固まりのようなもう一人の兄弟が激しい嫉妬を抱く」みたいな。
六田登のギャグを見てると何だかホッとするよ。作風が作風なだけに(w
52 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 17:40
>48
一期と久保が作ろうとしていた都と利行が親父から引き継いで作ろうとしてた都
と、ごくフツーに解釈すればこうなりそうだけど、どうとでも深い解釈が成立しそうだからなあ
53 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 17:40
作品を見てると六田登そのものの半生に物凄い興味が沸く。
FやICHIGOを通して読むとどこか共通した作者自身の哲学を感じるし。
少なくとも並大抵の生き様じゃなかっただろうことは容易に想像できる。
やっぱり親父はあんなんだったのか?
やっぱり勘当(もしくは自分から家出)でもしたんだろうか?
やっぱりインポになったのか(w
一度自伝漫画でも描いてくれんだろうか?
55 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 19:46
作者の半生に関係するというよりはタダのフロイト好きのようにも思われる。
56 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 20:18
>>52 普通に考えて二都はその通りだと思うけど
利行のキャラが兄の一期に対してとてもタメを張れるほど
立ってなかったから、その表現にすごく違和感を持ってしまうんだよね。
父親 一期の二都物語ならまあ納得。
でも一期は結局、父や利行たちが作り上げて来たものを
壊そうすることしか出来なかったなあ…
結局一期にとっての都って完成出来たのだろうか?
57 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 20:20
>>49 六田関係のスレってレス少ねえなあ…(苦笑
58 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 20:32
59 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 23:54
六田登なら「TWIN」が名作だぞ!誰か知らないか!?
Fのバイク版みたいなのだが、短くまとまってる分、かなり読みやすくて
面白かった!!
60 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 23:56
Kに───。
61 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/03 23:57
>>60 そのラストだけ、俺は意味がわからなかった。
Kってナニ?
62 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 15:18
>>59 アニメ版(ビデオ)なら見たよ。45〜60分までに最初から多分クライマックスまで
詰め込まれてて、キツキツの感あったけど不思議な印象が残るお話でした。
63 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 17:46
最初から半分くらいまでだったな、アニメは
64 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 18:30
ダッシュ勝平のアニメ今見ると、テンション高すぎて
アテラレルから気をつけたほうがいい
65 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 18:40
「TWIN」面白かったな。
あれは名作じゃない?
でもラストの意味はわからなかったに同意。
66 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 18:42
意味が判ったら、超能力者だろう
67 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 20:54
勝平って、ラストの方になると頭身が普通人並になるのが
違和感あったな。
68 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 23:32
勝平やってるころは六田登が
「F」とか「ICHIGO」みたいな話がかける漫画家だとは
まったく思わなかった。
ギャグ漫画化でシリアスなのも書く人って
「望月峰太郎」とか最近じゃ稲中の作者もやってるけど
あの人らはなんとなくギャグ漫画にもその手の匂いがあった
しかし勝平にはそんなもん微塵もなかった
69 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 23:33
Kに----
あの二人の子供がダッシュ勝平(K)になると言う意味。
70 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 23:41
71 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/04 23:46
72 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 01:34
>>71 ダッシュ勝平より前に、短期連載だか読み切り断続みないな形でやってた。
少年誌だから絵柄はそれなりだけど、泣ける漫画だった。
かぼちゃ白書とかパブロフの犬系のやつだ。
勝平はあまり面白く感じなかったがガキの頃瞳クンを読んで六田が好きになった。
みないな→みたいな
>>弟のよしもとよしともは兄貴をみならいたまい
なんとなく気持ちはわかるがよしもとよしともの兄は石渡治だよ。
75 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 02:42
なんか、えらい懐かしい漫画やな。
イチゴ(漢字わすれた)だっけ、主人公。
76 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 10:59
>>42 「TWIN」の父親は乗り越える対象じゃなかったな。
並大抵の親父じゃなかったが(w
そのなもあがろう
78 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 14:35
作者が失敗だといってたな
79 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 15:42
この人の「父親」キャラがそれはもうたまらなく好き
80 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 20:26
>>76 父親、ジェイソンだもんなあ…
でも息子のためにヤクザのおっさんとタイマン張るところは
かっこよかった。
81 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/05 21:02
>>78 「イチゴ」が?俺は好きな漫画なんだけどな
千原兄弟の弟も大好きらしい
82 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/06 11:30
作者、幼児期自閉症で青年期ヒッピーあがりってどこかで読んだことある。
マジ?まんま一期じゃんよ。
83 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/06 19:41
>>82 一期は本人の自伝も入ってたんじゃない??
一期は殺人によって社会化して、六田登は漫画で描くことで
社会化できた。
84 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/07 13:18
川田といい利行といいFの音也といい
とってつけたように主人公に激しい憎悪を抱くキャラばかりなのは少し萎え
85 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/07 13:44
>>81 そうなんや。もしICHIGOが映画化するなら、
一期役は千原Jr.、ハマってていいんとちゃう?
まー、顔は別として(W
ブクオフで中途半端に揃えたもんやから、
ラストが気になってしゃーない漏れ…。
86 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/07 19:16
>>84 憎むキャラにはかなりそれぞれ深みがあるから俺は
好きなんだけどね。
川田は恩師である刑事を一期に殺されてるから憎むのは当然だし。
そして憎みながら、いつのまにか一期を憎み続ける緊張感に
生き甲斐を感じてしまうマゾさが結構好きだった。
利行は単純に一期を憎んでたキャラじゃないし。
一期の生き方に憧れてて、それを認めてしまいたくないて
必死で憎んでた。それは岡の語ってる通り。
音也はなんだ…? 笑
87 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/07 19:25
ああ、なるほど。
川田は竹村殺されたにしては少し行き過ぎかな…って思ってたけど、そう考えると納得。
憎みながらその緊張感にハマってたんだね。ぬるぬると(w
利行もその通り。嫌い嫌いで尊敬しているのや、ってやつですね。
親父や母親の一期に対する思いも自分のものにはないものだった。
音也は…最後の最後までよくわからなかったキャラでした。
憎むキャラとその深みってのがたまにインフレ気味に感じちゃうのは気のせいか。六田漫画って。
ちなみに五郎も思わせぶりに一期と組んで結局何を果たしたのかもよくわからない。
こうしてみると全ては祖父亀吉から始まったと(w
89 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/08 18:23
>>88 五郎さんについてはたしかに。(w
あの人は結局は一期を利用して、自分がいい思いをしようとしただけだったね
でも、自分自身で一期を自分の欲のために利用していると認めてしまうと、
昔、八方を上手く収めるために自分の指を奪った憎い人間たちと同類になってしまう。
だから、「自分は一期を利用してるのではなく、一期とは相棒なのだ」と
思いたかったんじゃないだろうか?
「俺も一期も失ったものを取りかえすんや!」っていう独白は
そう考えると、けっこう悲しい。失ったものを取り返すかわりに、自分が
されたことを同じく人にもしてる。
さらに五郎さんの場合、晩年はおどしの効果も薄まったのか、役職も下がってるし。
90 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/08 23:58
一期なら文也とわかればなれになるシーンが好き。
偽物の傷のことをみんなに告白しようとする文也が
どんどん立派になるようで、一期はおいてかれるような気がしてあせるシーン
91 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/09 13:06
誰か六田絵本「パパイヤネドコデネンネ」を語る勇者はいないのか?
暖色系の絵のタッチは凄く好みだな。
ところで「初九」ってどう読めばいいの?〜チュー?
92 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/09 14:26
>>91 漏れはういきゅう(日本語読み)って読んでたよ
93 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/09 23:25
hozennage
94 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/10 00:39
95 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/10 17:56
上手い!
96 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/10 20:23
97 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/11 22:50
age
98 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/11 22:59
既出かも知らんが、この人のデビュー作ってなに?
99 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/11 23:29
>>98 最終テスト っていう読みきりでデビュー。
100 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/11 23:53
100げっと、
もう、少年誌ではかけないかな?
101 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/12 01:41
ダッシュ勝平みたいに馬鹿馬鹿しいだけの漫画も
久しぶりに少年誌で描いて欲しい気もする。
もう描きたいこと描き尽くしたんじゃない?この人
102 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/12 15:06
まだまだ描きたいことは尽きてないでしょうな。
今連載中の作品や、連載終了から新連載までの間隔が異様(と言えるほど)短いという
事から言ってもアイデアは六田脳の中には売るほどあるでしょう。
でも、少年誌で描いて欲しいというのは同意。
F以降の六田漫画ってテーマがテーマだけにギャグを発見すると何だか凄くホッとする(笑
103 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/12 20:08
ヤングマンのコジキの女の子が好き
104 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/13 19:45
age
105 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/13 20:07
六田登という名がいい
106 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/14 12:53
そういやずっと以前に六田のフロイトものが連載されていたような記憶があるのだが
ずっとそれらしいものは見つかってない。
誰か知ってる?
確かちょっとおかしくなったフロイトが嫁さんに小便かけられる、というシーンだった。
107 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/14 14:55
>>106の言ってる漫画、なんか面白そうだから検索したりして
調べたけど、それらしいものは何も引っ掛からなかった。
漏れも読んでみてぇな、それ。
六田登が描く、日常の中の狂気って生々しくて好きだ。
ICHIGOって、文庫本サイズのやつでいいから復刻はげしくきぼんぬ!
108 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/15 00:03
>>107 六田の書く日常の狂気が好きって同意
「亀」って漫画の怖いとこがけっこう好きだった
刑事漫画なんだけど幼馴染の女の死体の検死に立ち会わされて、
耐えきれずゲロはいてしまうとことか
また死体がグロいんだわこれが
109 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/15 00:37
右田は生きてる時はつまらん奴やったけど、
死体になったらリアルになった
と一期が言っていた
俺が尊敬するのは死体だけや
というセリフもある
死体にはこだわってるみたい
読みきりの短編だったのかな?
111 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/15 20:06
一期上げ
112 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/16 14:38
マジで話題がねえ。あげたいけど
Kって3人を表す符合なんじゃないのかな。
TからKにって言う意味で。
114 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/16 16:32
え?
ちょっと意味が判らない
115 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/16 16:43
3本の棒が支えあってKっていう意味じゃないの?
金八先生言うところの「人という漢字はお互いが支えあって出来ている」
みたいな。
>>115 「しかしよく見ろ、人という字は片方が片方を一方的に支えているのだ
すなわちこの世は搾取されるもとと支配するものによって(以下省略)
>>96 >fack youって読むんだよ
fackって何だ?(笑)
118 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/16 17:16
小学六年生連載の「カイの旅立ち」読みたいなあ。
当時、連載1年目のとき小6だったから本誌で読んでたけど、
第2部以降は読んでない…
てんとう虫コミックスの単行本も絶版くさいし…
119 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/16 17:32
>>115 しかしその解釈だと
一人だけ支えられてるだけでしかも横になってる
横柄なやつがいるぞ(w
120 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/17 02:15
hozennage
121 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/18 20:53
ahe
122 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/18 21:59
一期か…はまったのはリア厨時代だったから、友人に薦めるに薦められなかったな。
もう何年もずっと前の作品なのに、未だに単独スレが出来てしまうなんて
凄い勢いなんだなあ。
何だかんだで六田作品の不動の代表格なんだね。
123 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/20 05:46
「パブロフの犬」のベタさが好きです。
124 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/20 11:12
>>122 俺もリア厨だったからそんな感じ。
4巻で吊り橋で武村を落とす時の揺らし方が官能的で良いねぇ。
ところでこの漫画のラストを飾っているのは平成年号を発表した
小渕さんだ。みんな今すぐ確かめよう!
125 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/21 16:20
ガイシュツだが「日本にさえいなければ」というより、
亀吉さえいなければ一期も利行もまっとうな成長を果たしていた。
と思う。
126 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/21 21:20
>125
一期はともかく利行にまで?
てか亀吉はそんなにいわれるほど悪い爺さんではなかったと思う
現実にもあの程度する人間は数多くいる
一期がゆがんでいったのは、きっかけはともかく本人がそれを
望んでたからだよ
127 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/21 21:24
今日、改めて最終巻読み直してみたんだけど
平成3年に、美里が二人目の子供出産になってる
一期の種のわけないから、美里は再婚したんだね
残りの人生、幸せだといいね
128 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/21 23:30
再婚?
最終巻探そう・・・・・
129 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/21 23:37
一期の死体が見つからなかった、生きているかも、という
暗示の延長かもしれない
ヤングマン・・・
131 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/22 14:18
ICHIGO。絶版やからって諦めかけてんけど、
ネット上を探しまくって全巻そろって2500円でゲット。
途中までしか読んでへんかったから、めっちゃ嬉しい!
132 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/22 15:44
>131
絶版は知らなかった
近所のブクオフに10巻セットで並んでいるが…
133 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 04:45
六田登は、いつも途中まではすごく面白いんだけど
ラストがなあ・・・
読み終わると必ず腹が立つ。
それでも読んでしまう。なんなんだ。
134 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 08:29
確かにラストって腑に落ちないことが多いね。
ICHIGOもTWINも俺的にはラストがちょっと‥‥。
そう考えるとFはかなりきれいに終わった気がするが、これって俺だけか?
135 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 14:17
ゴメソ。Fのラストは「すっげーありがち」と思ってしまった
でも一番なっとくいかなかったラストは「ヤングマン」
でも、最高傑作をあげろと言われたら、断然Fだなー
ラスト以外は最高
137 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 21:59
>135
ヤングマソのラストになっとくいかないのは激しく同意
ジジイの放浪で「頑張れ若者たち」って…萎え
まあ、ヤングマソならあの化け物お母さんと「比類なき怪物」の正体が
「飛行機」というところはすごくよかった。
飛行機の登場って本当に世界を変えるほどの大発明だったしね
138 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 22:14
>134
一期のラストのヘボさとFの終わりの綺麗さは同意
ただツインも俺的には巧く終わったように思う
結局あの物語って主人公の立ち直り物語だし
それができたら終わりで正しい気がする。
「Kに」は意味不明。
139 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/23 22:35
その名もあがろう
140 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/25 00:02
あげまふ
141 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/25 13:12
>>133 激しく同意・・・
ていうか六田登の唯一にして最大の欠点かもしれない。
私が知る限りカモメとツインとFはまあ、あれで良かったかもって思えるけど。
誰かダッシュ勝平のラスト知ってる方いません?
142 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/25 13:28
この人の着眼点・設定の奇抜さ等アイデアの底の深さは大好きだし、
存在感のあるキャラ造形も魅力的。
作品ごとに筋の通ったテーマが伺えるし、だからと言って自分の主張に
酔って頭でっかちになってる様子もない。
一貫した美学と柔軟性がうまく同居してるいい作家だと思う。
それこそ六田漫画の登場人物が示すように前のめりな求道者であり続けるだろう。
・・・ただいつも「どうせそのテーマを描き切れないまま終わるんだろうな」
って思っちゃうんだけどね。(散々持ち上げといてこうしめる、と)
143 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/25 14:00
その前のめりな求道者の傍らで、幸せになれそうにない女ってのが
好きなんだ。(って、自分に幸せの定義があるわけじゃないんだが…)
144 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/25 20:26
>141
ダッシュ勝平。。。なんか不思議なラストだったのを憶えてる。
最後に今まで出てきたキャラ総出演でなんでもありの挌闘バスケみたいなのをしてたような…
そんでなぜか脱落したキャラには不思議と彼女が出来て、なぜか幸せ
(キャプテンだけ、なぜかカップルになれなかった記憶が…)
最後は一人残った勝平が勝利を収めて終わりだったと思う
で、茜ちゃんとラブラブ。だったかな?
数ヶ月前に、『ICHIGO』読みました。
まぁまぁ、おもしろかったです。
『F』の方が好きですけど。
六田さんの、艶かしいセックス描写が、結構好きです。
146 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/26 00:26
>145
Fでさあ、ヒロインがあの外国人のクソ坊主と
セクースしちゃうシーンがあったけどアレは衝撃的だったよね
なんか、突き立てられるような感じ?がした
147 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/26 16:09
P某と純子がやるとこ?
当時はサコ萌えだったんだけど、あれはコーフンしたなぁ
148 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/27 00:13
ていうか、あれはレイープされても、優しくなんか出きるのかよ!
という意味でのセクースだったんだけど
それでも態度を変えなかったところがスゴイと思った。
P坊と純子さんは、最後まではやってないような気がするのですが。
P坊は、SEXで快楽を欲していたのではなく、
ただ軍馬さんにイヤな思いをさせたかったダケだと思いますので。
所謂Bまででも、十分に効果ありとP坊は思ったと思います。
それに、六田さんが作者ですから、
最後までやっていたら、所謂「パン パン パン」のシーンが
描かれていたと思うのです。
ちなみに、俺はユキさんがかわいいと思います。
かわいらしい上に、かわいそうで、好きです。
↓のスレ立てたの、俺っす。
http://sports.2ch.net/test/read.cgi/f1/1003389307/l50
150 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/27 04:35
ユキは確かにかわいそうで泣けた。
ユキを忙殺した田川のオヤジは総一郎に嫉妬し、
将馬は軍馬に嫉妬し、
将馬の母親は軍馬の母親に嫉妬し、
六田の漫画は嫉妬だらけ。
151 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/27 06:15
>149
ピストン描写の有無は覚えてないんだけど、オレにはP棒と順子ってセクースしてる
ように映った。P坊は若いし、ペッティング止まりより最後までやっちゃってる方が
ストーリーとしても自然な感じはすると思うんだが。
あと、ユキもそうだけど聖、ピーボーの死は何度読んでもこみ上げて来るものが
オレにはある。特にPが新ダ後の軍馬見ると未だに切なくなるよ。
152 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/27 06:23
六田漫画はバトル物でも戦争物でもないのに、よく人が氏ぬね。
意味合いを持たせてキャラクターを殺してる点が多い作風は、
個人的に好きだ。
153 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/27 19:55
>149
ユキは俺も好きだった。将馬が群馬に嫉妬するのもよくわかる。
個人的に、ユキが群馬に告白した時に、思った通りの返事が帰ってこないシーンが
好き。
ユキが好きだったのは、昔のバカな軍馬で、軍馬はユキの知ってる軍馬ではなく
色んなことがあって精神的に大きく成長してしまってて…
でも、それがユキにとっては哀しい。
なんかしみじみ泣けた
聖さんの死も感動した。
「タモツ、軍馬とF1へ行け。」
タモツさんへ投げつけられる、血の付いたグローブ。
やばすぎる程、美しい場面ですよね。
聖さん、P坊の死にはこみ上げるモノがありますね。
でも、俺は歪んだフェミニストですので、
ユキさんの死は重すぎる。
軍馬さんには新しい女ができて、
自分の事を愛していると思っていた将馬さんにも不安を覚え、
家族等の拠り所さえないユキさん。
孤独。
あぁ、かわいそすぎだ。
報われないまま、死んでいった。
聖さんもP坊も、ある意味、幸せな死を迎えられたと思う。
しかしユキさんは、ただただ悲しみの中での死。
あぁ、かわいそうなユキさんだー。
『F』の中で、当初、荒くれ男の軍馬さんが、
徐々に大人の男として成長して行く様は美しい。
いい漫画だ。
六田さんは、手塚先生と高橋留美子さんと共に、
俺の中では漫画家ビック3だ。
ユキの自殺でF読むのやめた奴多かったよ。
その後がすごいのにもったいない。
最後はああいう有機的な主人公が無機的に死ぬような気がしたが、
(たとえばただの火事とか)あたらなかったよ。
ICHIGOはわかんない、とか生理的な拒絶をスル奴が多かった。
常人には理解できない感覚を理解できるのに。
言い方がわるいなぁ。
156 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/28 01:39
Fは人間ドラマもイイんだけど
レースシーンが単行本で読むとかなり面白いんだよな。テンポがいいせいか
>155
一期は主人公に少しでも共感できるなら面白いんだよな
ただ、六田本人が、このままじゃ殺人鬼ドキュソ賞賛漫画になりかねないって
ブレーキをかけたから、最後がちぐはぐになってしまった気がする。
一期が自分の人生を後悔するシーンとか。
でも漫画的には一期が凶行を繰り返すときの方が面白いから
漫画として破綻しちゃった気がするなあ
『F』を初めて読んだのは中3か高1の時。
『ICHIGO』を初めて読んだのは、ついこの前、23歳の時。
前者にはめちゃくちゃ感動させられた。
今でも再読する毎に感動を与えてくれる。
後者では、前者のような強烈な感動を得られなかった。
これは、俺の年齢によるモノなのかもしれない。
きっと歳相応に感じる対象が変わって行くのだろう。
>>126 亀吉爺の気持ちは、まあ人情としてわからなくもないんだよ。
ただ、彼は初めてキズモンを露骨に疎外した存在ということで。
里子に出されて、結果、物心つく頃の一期に「キズのある自分には、
もう居場所は用意されてなかったんだ」と。
利行には逆に「自分は兄貴と違うから居場所があるんだ」と、互いに
その後の一生を決定するような意識を植え付けられたように思う。
読んでるとき、何度「一期が里子にさえ出されてなかったら」と思ったか。
個人的に文也を殺した後の一期の変貌していく様子も見たかったな。
159 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/29 16:33
>158
漏れは一期があんな人生になってしまったきっかけは
やっぱり文也を殺しちゃったことだと思うんだよな。
もっとも文也を殺してしまった理由が158の言うような細かい理由が集約して
だから、基本的には同じなんだが
文也殺しは事故として片付けられてしまったが、殺しの経験は一期に
麻薬みたいに侵食してしまった
一期は才能で人に誇れる部分がまったくなかったから、殺してしまわないと
自分の存在価値を示すことが出来なかった。ある意味哀しい
160 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/30 02:34
age
シネマって終わったの?3巻までしかもってない。
162 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/30 19:49
age
163 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:01/12/30 23:10
age
165 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/01 22:47
166 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/02 16:04
僚平新事情はどう?
おれ凄く好きなんだけど。
167 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/03 18:20
ちょっとだけBOXが面白くなってきた
168 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/06 04:45
169 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/07 03:23
ディケンズの二都物語とも関係あるのかな?
170 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/09 16:01
前身の二都物語読んだ人いる?
内容おせーて
171 :
名無しんぼ@お腹いっぱい :02/01/10 03:40
↑の方でピーボーと純子がBまでって出てたけど、やった後のシーツに
血がついてたぞ。純子は処女だったんか?!
172 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/10 13:02
処女だね、どう見ても
173 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/10 16:05
純子は龍二とはやらんかったんか?初体験の相手がピーボーなんて・・・
174 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/10 17:27
ぶっちゃけピーボーはいくつだったんだろ?
見た目は厨房位だったけど、野郎そんな歳で純子を・・・
〇
。
o
o 〇
〇
。
〇 〇 。
o o 。
o
。
o 〇 。
〇
。 o o 。
177 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/11 12:34
誰も連載中の作品について語らんのか(w
178 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/11 23:44
元気があって大変よろしいッ!!
179 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/16 01:38
連載中のボクシングマンガ面白くなってきたね。
噛み付きとかしてた頃は、ぜんぜん訳分からなかったが。
180 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/18 22:29
今気付いたんだけどFって、あしたのジョーに似てるな。
ちゃんと、消化してあるし。やっぱ、影響受けたんだな。
ほんとだ、シーツが汚れている。
でも、処女?
純子さん、男いたわけだし、男慣れもしてるよね。
182 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/21 00:22
気丈な処女…ハァハァ
183 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/24 12:33
流体力学読んだ。
「マシンよ、愛する女に突き刺され!」は六田レース漫画の永遠のテーマなのか。
BOXといい、怪しい姉弟という設定は六田’ブームなのだろーか。
「男がいるのに処女」って今の感覚だとすごくヘンだけど
当時(10年以上前)はそんなにヘンだと思わんかった・・・
ふーん、純子は身持ちが固いんだなーって程度。
でも龍一(だっけ?死んだ男)はやらせてもらえないまま死んだんだな、気の毒
185 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/01/29 19:25
シズミソウダヨ
186 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/01 17:58
俺、自分に息子が出来たら「一期」って名前にするよ。マジ。
187 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/03 16:04
知ってる?プロジェクトXの漫画版も描いてるよこの人。
本屋でびっくりした。
188 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/07 05:51
あれって六田だったのか?
またどうせしょぼい漫画家にさせてんだろうなって思ってみもしなかった。
>>187 アマゾンで注文しちゃった♪
情報ありがとん。
さて吉と出るか糞と出るか。
>>188 六田は二巻目だけ。
190 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/10 02:29
>186
yametoke
191 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/12 14:20
六田総合スレでいいの?
じゃあ、こないだsky読んだけど感動した。
「空」をテーマにした4編のオムニバスストーリー。時代も国籍もそれぞれ違うよ。
濃厚な鉛筆の線がいい味出してた。お勧め。
六田登は
昭和史に対して、深い憎悪や憧憬を持っているように思う
ICHIGOは、もう一つの昭和裏面史にしたかったんだと思う
あの漫画は、漏れ的には金字塔だったと思うよ。特に前半
祭りで女の人殺すシ−ンがあったけど、あの辺の描写は凄い。
多分作者が想い生きたリアルタイムの「あしたのジョ−」的昭和と
50年以降の浮ついた昭和の断層を、ひとつの物語にからめとる
ことが出来なかった結果物語が破綻したんだと思う。前半は作者の
思い入れ濃厚な昭和がある体温・迫力を持って迫ってくるが
後半に、それがつながらないのは主人公が殺人鬼という後ろ向きな
人間像が30.40年代昭和の暗い部分では鮮やかに浮かび上がっていたのに
対して、50年以降の物質的昭和に強烈にコミットする点が見出せてない
からなのでは?せいぜい893と地上げ再開発の話に持ってくしかないんだろう
でも、大好きですこの漫画。六田のぞっとする実力の片鱗を示したことは確か
あの小学6年生(小学館)の編集コ−ナ−の“のぼ〜る”がよくここまで来たな
と思うよ漏れらの世代は。
193 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/17 15:46
>>192 ジョージ秋山の影響を受けまくりのデビュー作を当時読んで
「えっ、これ、のぼ〜るの漫画?」ってショックを受けたから
ICHIGOはそんなに意外じゃなかった。
>50年以降の物質的昭和に強烈にコミットする点が見出せてない
鋭い。
>>193感想どうも
ICHIGOの中で印象的なシ−ンとして、梅川一期が夢を見ているシ−ン
その中で母が大阪の川を泳いで渡って一期の部屋に来て、
死体だらけの押入れをあけ 私はすべて知ってる苦しかったでしょう
といい、わが子一期を抱きしめるという夢
この辺がもっと物語の重要なポイントに成っていればと思う、母親への
愛情への飢えというベタな意味じゃなくて、一期の持つ人間性の不可解さ
アンバランスさの魅力が話しに充満しかけていく時に、その一期の恐るべき
精神風景を破壊し凌駕する説得力があのシ−ンには込められていたように思う。
それ以前のシ−ンでは、母親があまりきちんと描かれていなかった点が
このシ−ンを弱めたように思う。Fでもそうだが、どうしても父親との確執
に力点がいっちゃうから仕方ないけどね。
195 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/02/19 00:47
>>170 主人公が、走っている自転車にやり投げのように棒を投げて、すっころばして
頃したり、刑事がゲロをぺろっとなめてたシーンがあったのは覚えてる。
(スカと炉じゃないよ、念のため)
六田登の、ディティ−ルの描き込みは好きです
新井英樹なんかは世界観を押し付けてくる所があるが、
六田の細部は何かを必死で伝えようとする
誠実さがあるように思う。
六田さんの書く女の子は健気でかわいいが、
無力でかわいそうなコが多い。
199 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:02/03/03 23:25
救済age
200 :
名無しサム:02/03/04 13:23
関係無いことをお聞きするのですが
六田登の「獅子の王国」と言う漫画をご存知ありませんか?
最初エボラ出血熱にかかったカップルとミケランジェロの話だったのが
何時のまにか交通事故で植物人間になった男とフロイト博士の話になってたり
単行本が途中までしか出ていなかったりしてるのですが
ご存知ありませんでしょうか?
201 :
このスレの106:02/03/04 19:42
>>200 >>106で描いたとおり、私もこの作品に興味を持って探してる最中です。
当初、連載中のそのフロイトの話から読み始めたもので、その時のタイトルを頼りに
単行本を買ったらまるまるミケランジェロの話で???でした。(時代的にも入る余地ないし)
それでタイトルは私の考え違いかな、と思っていたのですが、これで胸のつかえが取れました。
どうもです。
正直、文也殺しはなまじのホラーより( ´Д⊂ヽコワカタ