諸君は、東京市某町某番地なる
>>2の邸宅を御存じであろう乎?御存じない。それは
たいへん残念である。そして諸君は偉大なる
>>2を御存知であろうか?ない。嗚呼。
では諸君は遺書だけが発見されて、偉大なる
>>2自体は杳として紛失したことも御存
知ないであろうか!ない。嗟乎。では諸君はひろゆきがその筋の嫌疑のために並み
並みならぬ困難を感じていることも御存じあるまい。しかし警察は知っていたのである。
そしてその筋の計算によれば、偉大なる
>>2はひろゆきと共謀のうえ遺書を捏造して
自殺を装い、かくてかの憎むべき
>>1の名誉毀損をたくらんだに相違あるまいと睨んだ
のである。諸君、これは明らかに誤解である。何となれば偉大なる
>>2は自殺したから
である。果たして自殺した乎?然り、偉大なる
>>2は紛失したのである。諸君は軽率に
真理を疑っていいのであろうか?なぜならば、それは諸君の生涯にさまざまな不運を
もたらすに相違ないからである。真理は信ぜられるべき性質のものであるから、諸君
は偉大なる
>>2の死を信じなければならない。そして諸君は、かの憎むべき
>>1の――、
あ、諸君はかの憎むべき
>>1を御存知であろうか?御存じない。嗚呼、それはたいへん
残念である。では諸君は、まず悲痛なる
>>2の遺書を一読しなければなるまい。