★漫画家の実力偏差値を決めよう★PART2

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【漫画家】いがらしみきお
【ネーム】★★★★★ コマの構成は抜群に素晴らしい。特に『さばおり劇場』『家宝』は天才的鋭さ。
【絵画力】★★★☆☆ 美麗ではないが描線のささくれが内容と有機的に接続してはいる。
【独創性】★★★★★ 比類のない凶暴さに満ちた初期、コマの配置・人物造型に奇妙な空隙を導入し始めた中期、
           強迫反復が全面展開される後期・・・
【人物力】★★★☆☆ 人物よりも彼らについての語りが面白いので・・・
【ス構成】★★☆☆☆ 上手とは言えない。コマの一つ一つに異物感があり、それを強調するに流麗さを欠く。
【販売力】★★☆☆☆ 意外とまん丸を知っているガキは多い。だが、やはり・・・ぼのぼのをオコジョと間違えた人もいたし。
【漫画板】★★☆☆☆ 一応スレッドもあるので・・・
【将来性】★★★★☆ 少なくともグール・・・じゃなくて『SINK』の今後は気になる。それだけでも立派に将来性では?
【総合力】★★★★★ やっぱり革命児。ギャグとホラーを往還するうちに、比類なき感触を手に入れた。
【スレ紹介】http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1005139912/
【代表作】四コマギャグのリファレンス・アイテムとしては『BUGがでる』
     その前段階としては「正しい苦悩の仕方」(ネ暗トピア所収)『家宝』『さばおり劇場』
     『ぼのぼの』『三歳児くん』『のぼるくんたち』『たいへんもいじーちゃん』など、
     子供(あるいは幼児化した老人)を主体に据えた作品は未曾有の倫理性が漂う。
【備考欄】“子供”漫画の書き手としては楳図かずおと双璧。