狩撫麻礼　part６　牧歌の時代は終わったのか？�V

ブルーハーツもアルバム３作品目からは、蜂須賀が聞き込むような
音楽じゃないと思う。

あほらし！あちら側？こちら側？しょせんイメージのみで全部決めつけてんだよな。この作家は。ちなみに荒らしじゃないよ。マジレスです。

それが狩撫の作家としてのスタイルだし一定のファンを獲得しているんだから、
別に良いんじゃないの？というか何が問題なんだかわからん。

またやってしまいました。
１２４は自分ですが、蜂須賀亭無為に「さん」も付けずに
すいません。

１２６さん
いいたいことはわかるのですが１２７さんの言うように
乗れるか？乗れないか？って事だと思うのですが・・・
あほらし！っと言われたら楽しめないのですが
ダメでしょうか？

私は狩撫さんのファンだけど、126さんの言いたいことも
わからんでもない。
あちら側とこちら側、とか言いながら、本来「こちら側」であるべき一連の
主人公が行動を起こす際、往々にして、いわゆるあちら側の人物・手段を
利用するし、その行動原理、欲望、目的もけっこうあちら側っぽい。
楽しめばいいってのもわかるけど、それは狩撫さんの本意ではないだろうし。

「使える物は使っちまえ。ただ、魂は売らねえぞ！」
こんな感じじゃないかな。
自分的にはこういう解釈。

自分は主人公（例えば蜂須賀）の行動が矛盾していても全然オッケー派だ。
ボーダーの中で「こちら側の女はメガネをかけたドブスに決まってる（大意）」
というような表現があったと思うが、そーゆースタンスで全然オッケー。
逆に「こちら側の女」の天使派加代さんや湯けむり女体盛り女が活躍すると全然
面白くない。無理がある。主人公が彼女らを批評するだけになってしまう。
「行動原理が破綻してはいけない」こそ「あちら側」の考えだと思っている。

最後にこれを読んだ女性の方、気を悪くさせたらゴメンなさいね。

131って女？男？最後の一言が女っぽい様な・・・。

ボーダーで言えば、蜂須賀が「評論家ってのは男のおばさん！！」と
言いながら、木村や久保田に嫌がられるくらい、繰り返しニューミュージックの
インチキさ、ひいてはあちらがわがマヤカシだと主張するのは
いかにも蜂須賀自身が男のオバサン、て感じしない？
しかし、狩撫スレでこういった議論が出来るのは楽しいですね。

自分が男か女かってのが、それほど重要なコトなのか？男だよ。オカマ言葉
を使ってゴメンなさいね。

どーでも良いが蜂須賀の貧乏生活は印税収入というバックボーンがあって、
初めて成り立っているのだと思うのだが、どーだろう。いざ！という時の
財布がある人間と無い人間では精神的余裕が違うだろう。彼は好きで貧乏
な生活を送っている訳で、生産活動から離れたある種の貴族階級だと思う
のだ。無為と言えども、決して仙人的な隠匿者では無いのだな。

久保田や木村（只の東大生だが）も結局は何かを持っている人間であって、
当然漫画の世界の主人公だから自分のような凡人では無かった。

その辺が描かれる頃から、我が愛しのボーダー達は「あちら側」の人間に
なってしまったな。ボーダーはせいぜい鯨まで。

江口寿史のホームページの日記によると、はっきり
名前を出してないんだけど、ある原作者が江口と組
んでみたいと言ってるらしい。そういった話をアク
ション（？）の編集がもってきたそうで、それがな
んか、行間というか、文脈というかで、狩撫麻礼っ
ぽい気がする。ちがってたらごめん。

>>135
見たけどわかんなかった・・・
いつの日記？詳細ｷﾎﾞﾝﾇ

みなさん大人でなんかいいですねえ
＞１２９
行動原理、欲望、目的はどんな人間でも大して変わりない！
ってことじゃダメでしょうか？

＞１３０
すばらしい解釈です。
目的があれば手段を選ばず！ってことですよね。

＞１３３
厳しいですねえ
言われてみればそうなのですが圧倒的に勝っているあちら側なので
しょうがないかと・・・

＞１３４
男か女か重要か？重要です。
ハード＆ルーズの「ハードボイルド訳すと何か？」
狩撫さんの言葉かわかりませんが
「やせ我慢」って答えは男じゃなければ乗れないような・・・
それと保険のある人間！ですがそういう考えもわかりますが
蜂須賀の印税は一応自分には入ってこないんですよね、確か。
好きで貧乏か？そうじゃないか？
外側からみたら同じでも中身が！ですよね、やっぱり。

＞１３５
江口寿史ですか？見てみたいような・・
美少女が書けるマンガ家は面白いかもしれないですね。

結局のとこ途中から蜂須賀のキャラクターが変わっちまったんだよ。
まー、漫画ではよく有ることだけどね。

＞136
江口寿史の日記、11月2日です。
以前に同じく日記で江口が『湯けむりスナイパー』を
絶賛していたことがあり、狩撫麻礼をネタにしていた
こともあったし、なんかそれっぽいんだよね。
重ねて言うけど、その原作者が誰かってのは書いてな
いし、自分の推察なんでちがってたらごめん。

八巻までは面白かった。別れのジンタや鬼怒川マリリンなどは思い出したように読んでいる。でもやはりあちら側こちら側という境界には乗れなかった。

age

今日バトルキッズの1巻を手に入れて、前に買ってた2巻と一緒に
読みました。こりゃ駄作ですね、絵も含めて・・・
狩撫さんは傑作と駄作に激しく振幅する。

廉価版迷走王ボーダーの第一弾、今日古本屋で確保に成功。久しぶりに
ボーダーを読んだが、初期の蜂須賀の情けなさが最高！いつの間にか
久保田とキャラが逆転しちゃったんだよなー。来月は廉価版が出ないけど
これで終わりかしらん。

久保田ってラストの頃だと普通の兄チャンに成り下がってたので萎えた・・・。

ブクオフで「days 時の満ちる」をＧＥＴ。こりゃお話的に駄目だー。
おまけに二人が結ばれる時の描写で騎乗位はないよな。

騎乗位はいただけませんか？
個人的にはＯＫです。

いや、キャラのイメージに合わない体位だと思うのだが・・・

＞木村さん(123)
思い出しますね（笑）
「ボーダー」では１０億円（の内のクボタと木村の残り分）を埋めてました。
関係ないけど江頭2:50も極貧時代、借金取りから逃れようと、同様に穴を掘った
とか。彼も一種、ボーダーでしょうか。

＞５７(128)さん
いえいえ、全然気にしないで下さい。

エガちゃんは、ファンレターを大切に残しておく良いやつだよ。

＞１４２さん

確かに特にたいしたことはないですが、「バトルキッズ」は、近年の代表作
である「ボーダー」「天使派リョウ」あるいは「湯煙スナイパー」を狩撫氏の
精神性が現れている作品だとすると、一連のボクシングを題材にしたものと共に
肉体的な部分（肉体性）が比較的強く現れている作品か、と思ったりします。
（勿論、狩撫さんだし、精神性は必ず含まれますけどね）

また、これは狩撫氏の一面（だとわたしは思っている）なんですけども、この作品は
『敵は国家（政治）。パンクバンドの少年達がロックを武器に立ち向かう！』
という、極めて明快な、というか単純な図式です。（それだけに駄作な印象、ってのも
あるかと思います）

どれか忘れましたが過去スレで狩撫的映画、の話題の際に、わたしは「ストリート・
オブ・ファイア」を挙げたんですが、これもやはり王子様（マイケル・パレ）が
お姫様（ダイアン・レイン）を助ける！って単純明快且つちょいとエーカッコしー
なストーリーです。
「ブレードランナー」を好きな映画の一つにあげる狩撫さんですし、わたしに
とってはカナリ狩撫的映画なのですが、思ってるのはわたしだけだったようで
みなさんのリアクションはありませんでしたが（笑）

なにやら、複雑・気難しい・なんか反体制・普通じゃない・高いメシ食わない
・いい服は身に着けない、等々のイメージが強い我らが狩撫ちゃんですが、
ケッコウ普通のおじさんなのでは・・・ってのがわたしの狩撫像です。

１４２さんのレスを借りて、長々書いてしまいました。すいません。

一応補足しますが・・・。
最後の３行は、このスレッドのみなさんには勿論、余計なカイセツ
だと思います。はい。

実際、牧歌的に生きようと思いつつサラリーマンをするのはもはや
許されんらしいよ。
何年後の自分の姿をつねに思い描きつつ仕事しないとだめらしい。
行き当たりばったりな私にとっちゃムリだー！！

age

蜂須賀亭無為さん
ケンカを売るわけではないのですが
「ストリート・オブ・ファイヤー」はちょっと・・です。
「ブレードランナー」と両方とも劇場で観ているのですが
「ストリート・・・」はダメでした。
言われてみると狩撫的はなんとなくわかるのですが
ダイアン・レインがきっとダメなんだと思います。
「コミットメンツ」なんていうのはどうでしょうか？

スーパードレスさん
ピンチですか？
自分はメチャメチャ牧歌的サラリーマンですが
なんとかなってるのは運がいいのでしょう、きっと。
でも、先の自分を！って凄く難しくないですかねえ

「ストリート・オブ・ファイア」は単純に見ている人間が少ないのでは
ないかと（そんな事ないか？）。

映画の話で言えば、「ハード＆ルーズ」にあった、山奥に隠遁する映画
監督のシナリオ-ブラウン管に国旗がはためくその時-も気になる今日こ
の頃･･･隠遁を決め込むのはまだ早いぞな、狩撫さん。

いましろたかし（タコポンを描いた）の、最初の単行本「ハーツ＆マインズ」を
ブックオフで発見。　内容もおもしろかったのだが、この本の表紙、裏表ともに
彼と彼の部屋の写真だった。その中にはしっかり「ボーダー」が。。
他にも本は写っているのだが、漫画は他には、夢工場ぐらい。。
やっぱり、ファンだったんでしょうね。　８９年で黒電話とは。。シブい（笑）

ストリート・オブ・ファイア、自分もみました。テレビとビデオ、２回
みたような。。でも内容はあまり覚えてないっす。

「ストリート・オブ・ファイヤー」ですか。
ふーむ、「バトルキッズ」と共通する部分があるよーなないよーな。

カリブ作品から映画というと「ボーダー」で会話にあがってた「ストレンジャー・
ザン・パラダイス」、さらに「ギルティ」では映画についてブルーズ・フィーリング
うんぬん言ってたところから狩撫麻礼氏はジム・ジャームッシュ監督の作品に少なからず
シンパシーを抱いてるのではないかとも推察するのだが。

えー、ストリート・オブ・ファイアが心のベスト１０に入っているタコポンです（笑
オープニングに表示される「Rock'nRoll FairyTale」(ロックの寓話)の一言に狩撫ちゃん的なものを感じます

あとジャームッシュへのシンパシーは同感です。

うっ映画の話はついていけない･･････。

＞154
いいなー。最近プライベートもついてないし（鬱

そもそも「ギルティ（男の心に羅針盤！）」自体が映画づくりのハナシなので
この作品からは狩撫麻礼氏の映画に対する様々なスタンスのようなものが見て取れて
興味深い。
作品としては不遇な結末（打ち切り？）を迎えたがかなり好きな作品。
ちなみに「ギルティ（男の心に羅針盤！）」の中のＣＧでスペクタクル的映像を
再現するという発想は現在のハリウッド映画では当たり前のこととなっている。
先見の明というべきか。

「ギルティ（男の心に羅針盤！）」に出てくる「神話眼」を
ハリウッドでつくってくれんかな（笑

私はあのＣＧの件りには、村上龍の「愛と幻想のファシズム」で
主人公がプロパガンダフィルムを作成するシーンを思い出しました。
こちらはアニメだったけど、製作者のサイコっぽい感じが似ているかと。
今の作品からは想像できないけど、初期の村上龍って、かなり「こちら側」的
臭いがしましたよね、「コインロッカー・ベイビーズ」とか・・・

映画で思い出したが、「マニュアル」では超能力で聖書を映画化するという話が・・・

個人的には、「淑女たち」に引用されている「偉大なるギャツビー」が好きです。（「華麗なるギャッビー」かもしれない。）

木村さん、いましろさんの部屋のボーダー発見なんかいい情報です。
その他に誰かが狩撫を語ってたとかいう話ありますかねえ？

映画版ボーダーさんはじめまして。
「エル・ポト」あれ？「エル・トポ」どっちだったか・・
なんてはいかがでしょうか？
狩撫っていうよりもたなかの方が影響受けてそうな気もしますが。
昨日見た「アブノーマル」という作品は狩撫ぽくてよかったです。
ただ原題と邦題の差がなんだか・・ッてヤツです。

スーパードレスさん
前を向いて行きましょう。
そのうちいい流れが来るはずなので乗り逃さないように！です。

オデッセイも忘れないでくれ！

推察ですが「エル・トポ」のような幻想的で、ある種ガルシア・マルケス的な
大人のためのおとぎ話のようなものは狩撫氏は意外と好きなのではないかと思います。

ちなみに
＞１５５
＞「ハード＆ルーズ」にあった、山奥に隠遁する映画監督
のモデルは最近になって伝説の映画「太陽を盗んだ男」のビデオが復刻された
長谷川和彦ではないかと思うのですが。

狩撫氏は、デニス・ホッパーの出ているやつが好きなのでは
と主人公に言わせていたような気がします。

「イジーライダー」が超メジャーですが、Rider of the　Storm（ドアーズの歌のタイトルですが、邦題はアメリカンウェイ）とフラッシュバックにボーダーにつながる荒唐無稽さがいい。

Rider of the stormは、飛行機から地上波に進入して、Ｓ＆Ｍテレビというゲリラ番組で好きかってするというプロットだった気がする。ジミーヘンドリックスをフルボリュームでかけてミサイルを迎撃するというとこが最高。

フラッシュバックは、デニスホッパーが伝説的なヒッピーに扮するロードムビーで、主人公の無茶苦茶具合がボーダー的だ。

>映画版ボーダーさん
長谷川和彦なら「青春の殺人者」が我が心のベスト10に入っています、あの
モデルと考えるなら「太陽を盗んだ男」＝「列島」でしょうが。

思うに、映画についても結構スタンダードな趣味を持っているのではないか
と・・・そこから「狩撫的」と言われるものを切り取っていったのでは。

>無気力戦士さん
天使派リョウの登場人物、女ボーダーことカヨさんが
「デニス・ホッパーの出ている映画に間違いなし」（うろ覚え）と
語っております。

あれ？このスレ表示されてない？

きのう、近所のサンクスで廉価版ボーダーが３冊揃っていたので即買い。
１０年ぶりだったので話しの展開を新鮮な気持ちで読めた。
あーあ、リーマン辞めたくなっちゃった。

無気力戦士さん
「フラッシュバック」は好きな映画です。
自分が思うのはキーファー・サザーランドの映画にハズレなし！です。

>推察ですが「エル・トポ」のような幻想的で、ある種ガルシア・マルケス的な

やはり寺山修司はさけて通れないか。

ところで土屋ガロンって狩部さんなの？

最近、先物の電話が多くて・・
冷蔵庫でも置いてやろうか？ッと思ってるところですが
遂に、「よっ相棒」完結しました。
木村さんに言われたように２・３巻だけ発見して４巻はなかったです。
通して読んだのですが狩撫ぽい感じはあるのですが
イマイチだったのは最後が！かもしれません。
あとは「タコポン」なのですが・・・