923 :
名無しのコレクター:04/11/18 10:47:34
翡翠店の本買っちゃった。
これを熟読して、また見にいこっと。
>>913 どんなヤツ?翡翠展に出展してある翡翠
ほとんどこの本に載ってると思うんで
どれだか見てみたい。
924 :
900:04/11/18 12:25:52
>>908 >>909 昨日レスできなくてすいませんでした。
風邪気味で早く寝てしまいました。
凄く丁寧なレスありがとうございました。
とても詳しい方なのですね。びっつくりです。
ここはいろんな人が来てるようですが、彼方の様に本当に
詳しい方もいるのですね。
私も勉強になりましたし、他の方でも知らなかった方には
とても勉強になったと思います。有難うございました。
質問ついでに、900さんが言っていた
「A級やB級という表しかたで質を表している場合もあります。」
とのこと素が、これは透明度の(質)の区分けの表記で
「琉璃種」とか「冰種」とかの種類の事ですよね?
あと色の事なのですが、これはどのように表記されるのですか?
なんだかいろいろすいません。
暇だったら教えてください。(ぺこり)
925 :
900:04/11/18 12:33:45
>>918
ポケットよりも、小袋に穴をあけて紐を通し、首から掛けてれば
落とさないんでわ?
>>919
バングルですか?・・・それはきっとショックだと思う・・・
綺麗な品物だったんですか?
でも、俗説でも言うように「石が持ち主の身代わりに・・」うんぬん。。
なんていいますから、、
そう落ちをつけるしかないですよね。
でも残念でしたよね。。。
926 :
909:04/11/18 15:16:42
>>924 色は、前出の
ttp://www.fullhouse.com.tw/jew4.htm の真ん中あたりに中国での分類名と、色見本が出ています。
艶緑、藍緑、翠緑、陽緑、淡緑、濁緑、暗緑、黒緑・・・・。
このあたりまでが、緑色系統の色で、以下、
藍色、灰色、黄色、紫色、白色、翡紅、三彩、とありますね。
緑色系については、見本写真と、価値相関グラフがあります。
ただ、これらは、中国・台湾での分類名であり、日本での色名は、
これとは別に、鑑別機関や各ショップが、これとは別に適宜
使っているようです。
鑑別機関は、宝石質の緑系翡翠なら「緑色半透明石」と表記
するのが普通ですし、ショップなら、エメラルドグリーンとか、
アップルグリーンとか言いますよね。
色と価格(価値)の関係は、中国と日本では少し違うように
思います。これは、希少性とは別の、文化的習慣的な違い
でしょうね。
>>926 冬瓜地ってなにかいいなあ。
煮た冬瓜ってそういえば透明できれいだよね。
928 :
名無しのコレクター:04/11/18 22:35:12
みなさんは勾玉買うならどこですか?
原石拾いに行く人ばかりですか?
929 :
名無しのコレクター:04/11/18 22:38:44
勾玉ならジョイが抜きんでてるんじゃないかなあ。
>>924 「A級やB級という表しかたで質を表している場合もあります。」
ですが、種、色、水を合わせた統合的な質という意味あいで使う場合もある、という感じです。
ただ、このA級やB級という表記は厳密なグレードが無いヒスイの場合は信用のおけるものではなく、
売っている人の主観で「良いモノだよ」「まぁまぁだよ」と言っている、
つまり、買う側へのアピールと考えた方が間違いが少ないと思います。
(AAやAAAと言った表記もありますし)
なので、種=等級表記とは限りません。
また、種は透明度を重要な要点として含みますが、
それだけを表すものではありません。
色の入り方や、斑の具合等も含みます。
ほんとうっかりしてたよ…
翡翠は大きめのプラスチックビーズみたいな形なので
そっcいにチェーンを通して、首から提げる事にしました。
もうポケットにものは入れない・・・
933 :
名無しのコレクター:04/11/19 11:10:03
>928
勾玉や大珠は、JかPかSかフェアの時に買ってる。
一番いいのはフェアの時とかイベントのときかな。
翡翠展でもそうだけど、フェアとかの時って安いんだよね。
それにいい形のが結構あるし。
よくある先細りの勾玉はいくら安くても買うきしないね。
934 :
名無しのコレクター:04/11/19 11:28:06
>>933 まあ俺は本物しか相手にしない訳ですが・・・
本物の古美術品の勾玉や大珠はいいよ。
なんというか祈りがあるし、歴史の重みが違う。
>>933 **
* ◯ *
* *
* *
**
*
こうじゃなくて
**
* ◯ *
* *
* *
* *
* *
**
こう、みたいな?
936 :
934:04/11/19 11:48:02
>>935 陰陽の形の勾玉が多いのは偏に利潤追及の為です。
丸い円盤状の翡翠から削るから無駄は極力減らすのです。
経済格差が飯の種で御座います。
937 :
名無しのコレクター:04/11/19 11:57:11
>>936 ミャンマーの平均年収は5000円だそうです。
938 :
pon:04/11/19 11:57:58
939 :
名無しのコレクター:04/11/19 12:24:56
>>934 たとえ”古美術品”と称されてても中古品は嫌い。
940 :
名無しのコレクター:04/11/19 12:38:05
というか934の考えだと、その時代より古いものが本物って
いう考えだろ。
そうすると、古墳時代や弥生時代の勾玉なんか、縄文時代の勾玉と
比べたら偽物ってことになるんだろうな。
縄文時代が元祖だもんな。
941 :
名無しのコレクター:04/11/19 12:56:06
944 :
名無しのコレクター:04/11/19 22:12:40
定期age推進委員会
945 :
名無しのコレクター:04/11/20 07:54:39
946 :
名無しのコレクター:04/11/20 09:41:12
947 :
名無しのコレクター:04/11/20 10:14:28
948 :
900:04/11/20 15:21:10
>>926 >>930 またまたとても詳しい説明ありがとうございます。
草ですか。A級と言っても一概に基準が決まってるのではなく
売り手の主観等が入り、一定してないということなのですね?
日本で売っている一般的な指輪などになってる(ダイヤなどで囲まれ
プラチナ台)の指輪の翡翠についてなのですが
宝石鑑別書には 「一般的にエンハンストメントをしている」のような
記載があるのですが
エンハンストメントの場合はやはりB貨になるのですか?
その場合日本で売られてる翡翠の指輪は
A貨の指輪と B貨の指輪が混在して売られてるということになるのですか?
それとA貨・B貨の表示はネフライトの製品なんかにも
そういう区分表示はあるのでしょうか?
949 :
名無しのコレクター:04/11/20 17:55:12
>>929 あそこは翡翠の画像があまりにもよく撮影されているでしょ
見る分にはうっとりします
何個か実際に送ってきたものを見ると透明度や色の発色がネットの画像とは違ってましたよ
ちょっとショックでしたが石には罪はないので愛用してますが
また、未処理と表記してますが
商品の一つ一つまでは処理と未処理の徹底はやってないのでは?って思うものがありました
送られてきたのは見慣れた翡翠の雰囲気とは違ってました
周りの色とは不釣合いにラベンダーや緑の色の発色が入っていて
?なんです。
理由あってもう疲れたので最近はその店で購入してないの。
>>948 日本の翡翠の鑑別書の一般的な鑑別では、
大抵の場合、「一般的にエンハンスメントが行われています」が入ります。
これは、その石が実際にエンハンスメントが行われているか否かに因らず、
「一般的にエンハンスメントがされていますよ」
といったお知らせのようなものです。
では、日本において翡翠に対する一般的なエンハンスメントとは何かというと、
漂白処理と、ワックス含侵処理の事です。
ご質問のエンハンスメントが行われた翡翠については貨で言えばB貨になります。
ですが、上記文言が書かれているからと言ってエンハンスメントされているとも
限らない為、
>>948氏の言われるとおり、「日本の一般的」と呼ばれる翡翠には、
A貨とB貨が混在していることになります。(厳密にはB貨の一部定義が当てはまる。ですが)
ただしこれは、宝石鑑別団体協議会及び、日本ジュエリー協会の定義による
日本限定の「一般的」であることを付け加えておきます。
(あと、日本の宝石店に行って、A貨ですか?B貨ですか?と言っても、
それを気にしている店以外では「??」となると思います)
ネフライトを含む「玉」にA貨やB貨という表記はあります。(A玉やB玉とも言いますが)
ただし、ネフライト自体ネフライトとは表記されず、白玉や碧玉、羊脂玉といった、
「玉」の特徴からそれぞれ別の名称で扱われます。
951 :
名無しのコレクター:04/11/20 22:09:18
>>950 宝石店で売られている翡翠の認められているエンハンスメントは
熱処理だと聞いたのですが
ルビーならともかく翡翠で
熱を加えて緑色を濃くすることは事実なのでしょうか
宝石店の従業員が
一般に売られている翡翠は全てエンハンスされていて
エンハンスメントが行われているかどうかは
分析しても100%正確にはわからないのが現状です
だから一般的にエンハンスメントが行われていますと説明してました
ほんとのところはどうなんでしょうか
>>951 少なくとも、エンハンスメントとして熱処理をしているということはありません。
エンハンスメントと呼ばれる処理がどこまでなのかは、
宝石鑑別団体協議会及び、日本ジュエリー協会の定義によりますが(日本では)、
その中の処理項目に熱処理がありませんので。
ただ、ワックス含侵処理のさいに、翡翠を熱する工程がありますので、
その事を言っているのかもしれません。
また、確かに話としては、「加熱処理によって翡翠の色を良くする」ということを
聞きますが、具体的な話としては聞いたことがありません。
緑の翡翠の色因である遷移元素は鉄、クロムですから、色因になりそこねている
鉄、クロムを加熱処理で色因に出来るのなら可能だとは思いますが、リスクの方が
大きいような気がします。(知識不足で申し訳ない)
「一般に売られている翡翠は全てエンハンスされていて」ですが、「全て」ということは
ありませんし、また宝石質に限ってもエンハンスメントされていないものもあります。
(また、緑色に関してだけ最近変更された、は鑑別書上の任意規定で、
ワックス処理を通常とは認めない方向にいっています。その前は…ですが)
「分析しても100%正確にはわからないのが現状」というのはある意味正しく、そして間違っています。
処理の素材・方式によりますが、通常の鑑別手段では鑑別困難なものもあります。
ただし、赤外線分光器(非常に高価)や、最終的にはX線マイクロアナライザ(研究所レベル)まで行えば
処理の判別(というか素材も)が可能です。ただ、一般にいう鑑別ではここまではしてくれません。
ですので、鑑別で特定が困難であっても、分析まで「いけば」可能となります。
953 :
名無しのコレクター:04/11/21 14:31:10
>>952 952さんありがとうございます
951です
>ワックス処理を通常とは認めない方向にいっています
翡翠のあのぬめっとした感じは全てワックス処理だとおもっていたのですが
研磨だけの未処理の翡翠そのものがぬめっとしてるのですね
勉強になりました
954 :
名無しのコレクター:04/11/21 18:29:28
955 :
名無しのコレクター:04/11/21 20:11:50
古美術商なら翡翠か染めか
ぐらい分かって販売してると思うが
日本産の翡翠でこれだけのものだったら桁が違うだろ
染め、ネフだったらかなり問題起こるだろな
表面の見た感じは翡翠には見えないが
この出品者
「こちらの商品は石英の部分があまりなく」なんて石英っていってるけどなぜ
翡翠が石英なんだかよくわからない
それにこの出品者評価が少ないのと今までの出品商品がアロハシャツだろ
うわー、入札してんだねー。
怪しすぎる。
そんな穴の空け方いくらでもまねできるわけだし。
石英部分ってなんじゃよ。
957 :
名無しのコレクター:04/11/22 08:54:50
古美術商なんて怪しいところばかりだからな。
>>943 遅レスですまんが
教えてくれたHPよかったよ。
ロウカンヒスイはため息モノだし、スレ違いだが
珊瑚の細工モノが素晴らしい。
談話の内容もおもしろかったでつ。ありがd。
Jさんで氷翡翠フェア、リングが(・∀・)イイ!!
>>960 自分も「おっ」と見たけど、
なんだかムーンストーンみたいと思った瞬間、萎えました。
写真で見るとムーンストーンのようだが
翡翠とは質感が違うからねー。
ムーンストーンは軽くていかん。
最近Jは安いモンも置くようになったな。
即効なくなるけど。
>>962 ヒスイは潤み感があるけれども
ムーンストーンは乾いたカサカサとした感じが
あるね。比重も確かに3.4と2.5ぐらい差があるから。
同じ無機質の鉱物なのに面白い。
今日は天気もいいし、ぶらりと翡翠展行ってこよう。
965 :
900:04/11/23 11:57:48
ちゃわー!!はずかしーー!!エンハンスメントのこと
エンハ ンストメントだと思ってた!わー−はずかシー−!!
すいませんレス遅れまして。なんだか自分の使ってるプロバイダが
アクセス禁止だったらしく、書き込めませんでした。
951さんが質問してくれたから、わたしも一つ疑問が解けました。
>>950 950さんは本当に詳しいんですね。
正直ここまで教えてもらえる(教えられる)知識があるかたに
答えてもらえるなんて凄く幸運だと思います。
疑問に思っても、なかなか、このようなこと答えれる方を
捜すのは私にとっては難しい事だからです。
上記の答えでは白玉や碧玉、羊脂玉などはネフライトの分類に
入ると言う事なのですね?
一般的に言われる「ジェイドにはジェダイトとネフライトがある」
と言われますがその場合のネフライトは
なんと表記される場合があるのですか?
それと新抗、老抗のことなのですが
これは、新しい鉱山からのものと古い鉱山から出たものという
意味なのですか?
>>965 白玉や、碧玉、羊脂玉は、玉としての分類で、石としては全てNephriteです。
この玉という考え方は、その文化圏のみで扱われる分類で、
JadeとしてのNephriteの分類というわけではありません。
Jadeは西洋式のJadeiteとNephriteの総称であり、通称です。
ですので、Jadeといった場合のNephriteはNephriteであり、
他の名称をもちません。
玉文化圏でも、上記の区分は認識されていますが、
玉としては別の名称(さらに細かい分類で)をされているわけです。
また、玉はJadeiteとNephrite以外の石も含んでの分類ですので、
Jade=玉とはなりません。
さらに言えば、JadeをJadeiteとNephriteの総称と上で言っていますが、
これも鉱物学上から言えば誤りです。
なぜなら、石としてJedeiteと呼ばれるものの中にOmphaciteも含まれています。
しかしOmphaciteを主とする石も呼び名としてはJadeiteと呼ばれているのが現状です。
玉としての分類、Jadeとしての分類はある意味文化としての分類、
そして、鉱物学としての分類はそれぞれ同じものを含みながらも、別種のものですので
同じものとして扱うと混乱すると思います。
新抗、老抗は鉱脈の古さによる分類と聞いています。
ここらの分類はあまり詳しくなく、引用で申し訳ありませんが、
手元の資料にある、喜連川宝石研究所の喜連川 純氏によると、
「ヒスイ(硬玉)は、今から3〜4億年前のシルリア紀にできたもので
色も古い鉱脈の方が良く、透明度もあり…(中略)…この方を老抗といっております。
一方、老抗より約1600万年ぐらい新らしくできた鉱脈の方、つまり新抗」
と記述されています。
967 :
翡翠と風呂に入っている者です:04/11/24 03:19:08
皆さま、ホントにお詳しい!
こういったお話をずっと聞きたかったんです。
翡翠の分類ってとてもややこしくてとゆーか、宝石の本には一般的な書かれていないので
いつも消化不良で欲求不満感がありました。
そうなんです。そういった文化的な背景も含めた翡翠や玉のことが知りたかったのです。
ジュエリーとして翡翠と、玉としての翡翠は意味合いがちょっと違うように思います。
少なくとも私の中では違っていて、明らかにダイヤやルビーのアクさせリーとは違う位置にあります。
ダイヤのネックレスは身につけてお風呂に入ったり寝たりはしないけど、
翡翠とは片時も離れずにいたい〜・・・見たいな。w
皆さまの詳しいお話を伺って、ますます愛着が湧いてきます。
一体なにがこんなにも人を(東洋人を)惹きつけるんでしょうね?
968 :
名無しのコレクター:04/11/24 06:38:22
969 :
名無しのコレクター:04/11/24 06:50:30
動物学的にはキラキラしたものに惹かれるのを
「カササギ衝動」と言うそうですが
翡翠に関しては理屈抜きに好きって所でしょうか?
970 :
名無しのコレクター:04/11/24 10:12:42
ヤフオクで染色翡翠をつかまされた・・。(ラベンダー)
なんかクラックに沿って染料っぽいのが染みてたから
おかしいとは思ったんだが、ジョ○の過去BBSを読んで
染色だと確信した。
気に入ってしてたんだけど、する気が起きなくなったよ。
翡翠は翡翠だから返品するのも気がひけて。
怖い人だったりしてもいやだし。
違う人から買ったのは(まだ届かない)本物かなあ?(懲りない・・)
>>970 そうそう、染めはクラックのところが濃くなってるよね。
私も楽天オークションで染色カービングいくつか買った。
「これはたぶん染めだろうな・・・」と思ってたら案の定そうだったよ。
これはこれで気に入ってるからいいんだけどね。
染めててもジェダイトには違いない・・・。個人的には何で染めるかなぁ、
ナチュラルなままの色を楽しみたいのに・・・とは思うけどね。
宝石は買えない。
で、もうそろそろ980だけど次スレどうする?