【雑誌】CMナウってどうやの？

この雑誌とよく比較される対象として天野の「広告批評」が挙げられるけど
必ずしもＣＭナウが軟派で広告批評が硬派とは言い難いと思う。
広告批評では書いている人物が心底「ＣＭ好き」とは思えない感がある。
生業として文筆業をしているので、その飯の種としての論評の素材にＣＭを
扱っている空気が読み取れる。だからＣＭ自体についての云々よりもそれを
語っている切り口だとか表現手法だとか、そういったモノに力点が置かれて
いる気がしてならない。そしてこの雑誌を好んで読む人には同様に「ＣＭを
テーマとした論評そのもの」を読む事が好きな人が多いと思う。
だから「　単純にＣＭが好き　」っていう視点から言うとＣＭナウの方が
馬鹿っぽいけど好感が持てる。