今は亡き吉原のお店をしのぶスレ

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392伝説の名花 香玉の木蘭
私は掲示板に書き込みをしたことは、今迄全くなかったのですが、偶々
ここで見つけた「香玉の木蘭」という文字が、当時の甘酸っぱい記憶を
呼び起こし、思わず書き込みをしてしまいました。どうぞお許し下さい。

86年秋、当時の香玉への初登楼が私の初吉原でした。87年春〜88年
春迄、木蘭には入りました。当時、同店には、二人のNO1がおり、表の
NO1は「ソフィー」という子で、隠れた、真のNO1が「木蘭」でした。
ソフィーは、表のNO1を象徴する純白のチャイナドレスを、木蘭は、青、
茶、黒のチャイナドレスを、その日の気分で選んでいました。二人共、
25〜30才、156〜158CMの中肉中背のグラマーな美人でした。

木蘭は、セミロングヘアーの、聡明で、清潔感溢れる、品と華のある子で、
接客、仕事も素晴らしく、しかし過激さに走ることはありませんでした。

彼女は、他店への移籍もせず、88年春退店、都城に帰郷し、ソフィーも
89年春退店、佐世保に帰郷し、二枚看板を失い、客足の遠のいた香玉は
程なく店を閉じ、現在の「淑苑」がその後を営業することになるのです。

良き時代の吉原が、その終焉を告げるべく最期に咲かせた一輪の名花、
それが「香玉の木蘭」であった様に、私には思えてなりません。
あれから早15年、彼女を超える様な子に、私は出会うことが出来ません。