今年4〜6月の3か月間に新たに確認されたエイズ発症者は146人で、
四半期としては過去最多になったことが分かった。厚生労働省の
エイズ動向委員会が発表した。
未発症のエイズウイルス(HIV)感染者を合わせた患者数も計440人で、
過去最多だった。
発症者を年齢別にみると、50歳以上が58人と4割近くを占め、
中高年で発症が増える様子もみられた。
HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は5〜10年とされる。
2000〜10年にHIVの感染者は増えたが、このうち検査を受けず
治療しなかった人が、今年になりエイズを発症したとみられる。
厚労省は、早期の発見や治療のため、保健所などでの検査・相談の利用を呼びかけている。
ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130831-OYT1T00723.htm