【松戸】激安どっと娘む

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861名無しさん@ピンキー

いままでボクちゃんが見てきたなかで
一瞬、ほんの一瞬だが猪木を超えたレスラーは2人いる。

『INOKI闘魂LIVE』においての前田日明と『猪木ファイルカウントダウン』でのグレート・ムタの2人である。

おそらくこのことに万人に異論がないだろう。
862名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 02:29:17.09 ID:KU7JM5a2i
まあ、プロレスというのは対戦相手との共同作業である
相手あってこその世界観である。

そういう意味では前田は恵まれていたのは確かだ
ドン・ナカヤ・ニールセンなんてのは根っからのプロレスラーである。
え!?ニールセンってマーシャルアーツ(アメリカンキック)でしょ?なんて声も聞かれるだろうが
彼のキックでの試合を観ていただければ納得するのではないだろうか
863名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 02:31:54.03 ID:2ueECKThi
カーマン戦を観ていただければわかると思うが
ニールセンは根本的にキックの基本がなっていない。
キックではからっきしなのである。

しかし、潜在能力的レスラー気質のニールセンにとってはプロレスのリングは彼のイマジネーションが広がる場である。
しかも、受けなくていい。ただキックとパンチで攻め続け、グランドに持ち込まれたらロープに逃げればいいだけである。
864名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 02:34:23.84 ID:tFjcl9Vei

藤原戦、山田戦を観ていただければわかると思うが
プロレスのリングは彼にとって最高の場であるのは間違いないであろう。

それに比べてガチの実績のあるスピンクス、アーツ、ホースト、バンナなどの
ショボいことショボいこと(笑)
865名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 02:42:33.66 ID:pjA/L+j4i

ガチとプロレスでは使う脳みそが違うことは一目瞭然である。
そういった意味においても前田は恵まれていた。
ただ逆に『猪木vsニールセン』『前田vsスピンクス』ではどうであったろうか

当時のニールセンは猪木の相手として若すぎるきらいがある
『ホウキ相手にプロレスできる』猪木なら、それなりの試合を作れたであろうが
お客はいまいち乗れなかったであろう。
866名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:03:28.80 ID:xvLQCe1Ri
ガチとプロレスでは使う脳みそが違うことは一目瞭然である。
そういった意味においても前田は恵まれていた。
ただ逆に『猪木vsニールセン』『前田vsスピンクス』ではどうであったろうか

当時のニールセンは猪木の相手として若すぎるきらいがある
『ホウキ相手にプロレスできる』猪木なら、それなりの試合を作れたであろうが
お客はいまいち乗れなかったであろう。
867名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:06:14.70 ID:xvLQCe1Ri
前田、スピンクスは言わずもが対戦相手としてロートルすぎである。夢がない。

これがプロレスの難しいとこであろう。
『運も実力のうち』
前田が猪木を確かに一瞬超えた日である。

※因みにこの日86年10月9日(国技館) 奇しくもスペースローンウルフ武藤敬司【凱旋帰国】である。
868名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:09:51.06 ID:p82xerPki

さてその武藤ことグレート・ムタ
ボクちゃんが観てきたなかで、猪木がプロレスを作れなかったことは何度かあったが
猪木が相手の世界観に飲まれてしまったのは、このムタ戦オンリーである。
869名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:12:08.20 ID:Pyp19gI4i

正直に言おう、【武藤はズルい(笑)】

猪木のプロレスの作り方は『風車の理論』である。
特に中盤の受けが核となる。
【新日のセルリアンブルーのマットが、苦痛に歪む猪木の顔を青白く魅せる】
870名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:14:10.89 ID:Pyp19gI4i
因みに猪木の凄いとこはココである。
例えば『長州のサソリ』に長時間耐える猪木。
みるみる猪木の顔が青白く変色していく
871名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:16:51.23 ID:4CX1b1VWi
猪木ほど新日のセルリアンブルーのマットを効果的に使ったレスラーはいないであろう。

いや、【新日のセルリアンブルーのマットの効能に気づいたレスラーは、猪木オンリーである】
これこそが猪木の天才たる所以である
872名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:21:12.90 ID:FxSJnazCi

武藤のズルいとこは、
ムタ攻める猪木受ける気せずして大猪木コールというスタンダードを無視し
猪木の間や呼吸をハグらかす攻め方をしたとこである。
観客が猪木コールへ感情を高ぶらせる切っ掛けを与えず
場外へと猪木を放り出す。まさにやりたい放題である。
873名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:23:38.33 ID:FxSJnazCi

もはやプロレスは卒業しネクスト(政治)へ心馳せる猪木
アメリカで地位を築き、三銃士のなかでも絶対的センスを誇る武藤

進化過程の武藤のプロレス脳が、萎んだ猪木のプロレス脳を超えた瞬間であった。
874名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:25:41.61 ID:tQ2IW/qki
それでは猪木vsムタを振り返ってみよう。
【入場】
先にリングに上がったムタが入場する猪木に詰め寄る
本来、相手の入場シーンを邪魔するなど言語道断ではあるが...
875名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:30:41.83 ID:BVvrMIV3i
【入場2】
ボクちゃんは『古舘派』ではあるが辻アナの
『闘魂が〜悪魔に襲いかかるのか?究極の二重人格同士でありますこの二人』
『鬼より怖い猪木が〜早くも猪木ボンバイエ〜!』このフレーズ大好きです(笑)
876名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:32:47.46 ID:kinsv9fii
【入場3】
猪木がジリジリと迫り来るとムタは後ずさり(笑)
と、ロープを開き猪木を招き入れるムタ
警戒して目線を外さずジリジリとリングに近づき
サッとリングイン。
あっぱれさすがは千両役者の両雄である。このシーンだけで金が取れる!
877名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:34:50.94 ID:lhczyGApi
【試合開始】
なかなか組み合わない両雄。
が、ムタは自らリングに降りたりして独自の世界を構築していく。
それに対して猪木は無防備だ。

武藤には前田と同じく猪木にプレッシャーを感じないのであろう。
878名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:37:37.99 ID:lhczyGApi

しかし、猪木の肉体は素晴らしい
当時51歳!
当然全盛期とは比べものにならないが
胸の厚み、スタイルがまさに【正統派ストロングスタイル】である(惚れぼれ〜)
879名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:40:05.86 ID:3agtIOxsi

そういえば新日プロレスといえば
【黒いタイツに、黒いリングシューズ。固く結ばれた白い紐】
このスタイルが1番似合うのが我らが闘魂猪木である。

『シンプルイズベスト』この着こなし説得力はなんであろう。
880名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:42:43.47 ID:D8D7nOSKi

そう、ロングガウンが一番似合うのも猪木である。
猪木ボンバイエにのってややリーゼント気味の猪木が現れると
会場は興奮のるつぼと化す。
赤いガウンに朝日を背負い、チラチラっと閃光を放つ赤い闘魂タオル
なんと魅力的な男であろうか!
881名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:45:13.31 ID:NgyGE3sgi

猪木はすでに入場時から臨戦体制。
うつむき加減の猪木の心の目が相手を捉える。
リングインとともに視殺戦
猪木は目で殺す、相手を目で殺す。

もう、相手は蛇に睨まれた蛙である。
しかし、前田とこの日の武藤だけは違った。
この2人には猪木の呪縛がない!
882名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:47:35.55 ID:NgyGE3sgi

リングと場外を行き来し、ハシゴで遊びやりたい放題のムタワールド全開である。
ムタの変則攻撃を受ける猪木
しかし、猪木本来の受け身のダンディズムを見出だすことができない。
猪木がこれまで築いてきた受け身の美学を全否定するムタ。
883名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:50:00.51 ID:C4im1kQDi

武藤はズルい
猪木のみせどころを理解してるが所以、間を外す。
体力でもプロレス脳でも勝る武藤は、猪木の魅力を引き出そうとしない。

本来、これはレスラーとしてあるまじき行為である。
レスラー失格である。
しかし、武藤はそれを独自のセンスでうま〜く料理する。
884名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 03:53:54.65 ID:C4im1kQDi

散々、猪木の光を陰らせたあとに
いきなり大技の連発にドッと沸く館内(うまいな〜武藤)

猪木の魅力を奪うだけ奪い、オノレの魅力を十二分に見せつけ
魔性のスリーパーで呆気なく敗退(笑)

猪木、そして福岡の大観衆を手玉に取った武藤!
これ程酷い印象操作もない!
猪木が怒るのも無理はない。