全国ガサ＆摘発情報 Part4

>>713
１９８５年に風営法が強化され警察の取締りが厳しくなりましたが、そのころに風俗業者が
ファッションヘルスというサービスを発明してこれが世間に流行りはじめました。したがっ
て当時の風営法にはヘルスを規定する条文はまだ無かったのでした。このことについては
また後に述べます。届け出すれば営業できた良き時代だったでしょう。
今の風適法(風営法)には「店舗型性風俗特殊営業」と「無店舗型性風俗特殊営業」が並列に
規定されていますが、デリヘルが盛んになったのは近年のことです。デリヘルに対する規制
の新設は平成１１年４月１日の施行からであります。まだ５年しか経っていません。政府は
おっとり刀であとになって法で認知し規制します。
つまり何が言いたいかと言うと、２０年前に営業していたヘルスだけが合法だとしてそれ
以外は違法だとするのなら、それはおかしいということです。
後手後手で法律をあとから作っておきながら、先に出来ていたヘルスを８５年に届けが出て
いないから違法風俗店として摘発するというなら、これはイカサマみたいな話ではありま
せんか？

(続く)

(続き)
旧風営法ではソープの定義はありましたがヘルスについての定義はありませんでした。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2fueiho.html
>第２条（用語の意義）
>4 この法律において「風俗関連営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。
>一　浴場業（公衆浴場法（昭和二十三年法律第百三十九号）第一条第一項に規定する公衆
>浴場を業として経営することをいう。）の施設として個室を設け、当該個室において異性
>の客に接触する役務を提供する営業
>（以下略）


これはソープの定義です。


(続く)

(続き)
ところが、平成１１年４月施行の風営法改定作業で、風営法の改定者はソープとヘルスを
一緒くたにしてしまいました。

閣法 第142回国会 72 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案
(参議院議案受理年月日 平成10年 3月 6日)
ttp://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g14205072.htm
>第一条中「風俗関連営業等」を「性風俗特殊営業等」に改める。

>第一号の次に次の一号を加える。
>
>　二　個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する
>役務を提供する営業（前号に該当する営業を除く。）

この時初めて風営法本法にヘルスが規定されました。
(続く)

(続き、ここまで)

◎これが、ソープランドのエリアにヘルスが押し込められてしまった原因のように思われます。
◎風営法改定作業時のエラーと言えなくもないのです。

で、２００４年に石原を初めとしたバカどもが風俗全滅運動を開始、と。