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本来ならば,タクシーで桟橋へ向かう人がほとんどだろう。
しかし,俺は旅費節約のためバスを使うことにする。
これも趣があってよかろう・・・。
バスの時間まで,駅前を散策する。バスは1時間に1本しかない。
バス乗り場は5番,路線番号は91だ。
そして,午後2時20分,バスにのり桟橋へと向かう。
桟橋の近く,バスの降車ボタンを押すのが恥ずかしい。
俺の目的がみんなにバレてしまうでははいか・・・。
意を決してボタンを押す。ここで降りたのは俺を含めて3人,男は俺だけだ。
桟橋に到着。バス代は410円だった。
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2002年9月5日午後2時50分,
ついに憧れの地へ足を踏み入れる。
とにかく,ホテル,旅館が建ち並ぶのが目立つ。
おれが予約していたホテルはすぐ近くにあった。
入り口に「歓迎 ●●様」の文字,俺の名前もある。恥ずかしい!!。
チェックインまで時間がある。ホテルを素通りして,すこし周囲をみて回った。
奥の方は,とにかく道がせまい!。自転車ですれ違うのも不可能だろう。
午後3時,ホテルに入り,チェックインを済ませた。
本当は●●やを予約したかったのだが,たまたま休館日のようだった。
そのため,●●びを紹介してもらった。姉妹店らしい。
事実,●●びの従業員さんの服には,●●やの文字が入っていた。
島に上陸
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部屋に案内されて,しばらくして仲居さんがやってくる。
「今日は遊んでいかれますか?」と聞かれたので,
「はい,泊まりで」と答えた。
好みの女性を聞かれたが,直接選んで決めたいことを告げた。
すこししたら担当の人が来るから,待っててくださいと言われる。
それからまたしばらくして,置屋のババアが部屋にやってきた。
午後5時半から,顔見せ可能とのこと。前払いで4万払って欲しいと
言われ,払った。一人くらいはイイ子いるだろう・・・。最悪はどうでもいいや。
俺は,興奮していた。・・・約束の時間まで,まだかなりの時間がある。
いったんホテルをでて,島の中を回ってみることにした。