111 :
名無しの笛の踊り:
昔のアメリカにはヨーロッパにならふつうにあるような、
響きのある演奏会の会場がなかったという状況がある。
そのような中でいい音を聞かせようとしたら、
ヨーロッパの奏法をそのままやっていてもだめだったわけで、
そこから自分達のものをつくり出していった。
弦楽器だったら、とにかく音量豊かに出すためのボーイングやヴィブラート、
管楽器は、響きのない所でもやわらかい音を聞かすためのタンギングや、もちろん音量をますこと。
ロシアの奏法なんかが、お手本になっているとこもあるんじゃないかな。