●今年のザルツブルク音楽祭をふり返る

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83名無しの笛の踊り
所詮、ザルツブルク音楽祭(正確にはザルツブルク祝祭)は70年代末まで、つま
りカラヤン、ベームの両巨頭がそろって君臨していた時までが華だった。 あのあ
たりまでが戦前から継承されていたある種の「文化の祝祭」としての香りが細々と
残っていた。そしてそれ以降はもう単なるショーとしての意味しかなくなった。
ここ20年というものは、もう抜け殻でしかない。
メインのモーツァルトとシュトラウス(単にシュトラウスと言えばそれはRのこと、
これは常識!)で名演の聴けないザルツブルク祝祭など、もう意味はない。
諸君、もうあんなところで金を浪費するのはやめよう!