[ロンドン 13日 ロイター] 英BBCは、コンサート「Last Night of the Proms」を予定通り15日に開催するものの、米国の同時多発テロ事件に配慮し、内容変更を決めたと発表した。 恒例の曲目となっているエルガーの「威風堂々」などが、ベートーベンの「第9交響曲」などに差し替えられる。 また、コンサートの後半には、1分間の黙とうも行われるという。 関係者は、「こうした暗く困難な時に、人々の間に広がる気分に応えると同時に、人間性を肯定する音楽の力を示すことは非常に重要だと思う」とコメントした。 「Last Night of the Proms」は、ロンドン市内のロイヤル・アルバート・ホールで6000人の観客を集めて行われる。テレビやインターネットによる中継も予定されている。(ロイター)