CD探しています。

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34名無しの笛の踊り
これまでラストナイトコンサートのCDを3種買いました。
最初のが故グローヴズ卿による定番曲のスタジオ録音盤(VICC138)。
やはり臨場感がないのがマイナス、で売ってしまいました。
ただし「ルール・ブリタニア」はゆったりしたテンポとメゾ・ソプラノの
サラ・ウォーカーの歌唱が良かったですね。
この曲は以前ジェシー・ノーマンの独唱でも聴きましたが、同様に素晴らしかった! 女性でも力強い声なら向いていると思います。
次がプロムス100周年記念盤(WPCS 4376)で指揮はアンドリュー・デイヴィス。ここでも「ルール・ブリタニア」の独唱者、
ブリン・ターフェルが迫力満点でお見事なのですが、その上3番ではウェールズ語で歌うというパフォーマンスもやってくれています。
ただ、この曲も「威風堂々」も少し早すぎるのが残念です。CD1枚にコンサート全てを収めようとして早く振っていたわけでもないのでしょうが(79分29秒収録)。
数年前、とっくの昔に廃盤になっていたコリン・デイヴィス盤(32CD 639)を中古屋で見つけた時は、
NHK-FMの朝の番組で聴いて大感激したCDだっただけに本当に嬉しかったですね。
この盤の優れているのは何といっても観客の熱狂が肌で感じられるところです。
「威風堂々」と「ルール・ブリタニア」ではアンコールに応えてサビの部分を繰り返しますが、
そこも収録されています(A・デイヴィス盤ではカット)。
ところで、この時代には「ルール・ブリタニア」に独唱者は登場しないんですね。
ということでC・デイヴィス盤が圧倒的にお薦めです。が、やはり入手は難しいでしょうね。一方A・デイヴィス盤は現役のようです。 以上、とりとめもなく書いてしました。