アバド

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33名無しの笛の踊り
>>30
BPOはラトルの可能性に賭けたものと思えるな。
ニキシュのあとのフルヴェン、そのあとのカラヤン、そしてアバド、
みんな期待値に賭けた部分が大きいと言える。
ただ、アバドもラトルも音楽はBPOの固有な体質には合ってはいないな。
この2人は、あのBPOの弦の粘り強さと透明感に合う音楽作りはしてい
ない。そこいらがBPOのシェフとしては聴衆に不満を抱かせる原因か?

ただし指揮者の能力としてはやはり、アバド>ラトルだろうな。
アバドのオペラ経験の豊かさがこの2人の差となっていると感じる。
そしてBPOの得意なブラームス、ブルックナーなどはアバドはBPO相手に
それなりにこなすが、ラトルでうまくいくかな?
要するに、旋律スパンの長い曲でもBPO相手にうまくやれるかどうかが
ラトルの課題だろう。
やはり、アバド>ラトルの評価でいいのではないだろうか。