アバド

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231名無しの笛の踊り
>>229
フランス音楽について現在最もうまいオケは、LSOを中心とするロンドンのオケ
だ、と冗談抜きに言う人がいます。 これはある意味で当たっている点があるかも
しれません。指揮者次第で精度がバラバラ、音色もムラがある(それがかえって
おもしろくもあるが)フランスのオケよりも、全体に安定性があってかつ、木管や
弦に淡い色調の変化の妙味を感じさせるLSOは、フランス物をじっくりと聴かせる
味があるという考えもよくわかります。(それにしても、あのボレロの最後がああなる
のは、オケも指揮者も完全にのっていた証拠だろうね。)

LSOとのモーツァルトの録音、ゼルキンとのコンチェルトのバックでももっと多く
の曲で録音して欲しかったネ。
232名無しの笛の踊り:2001/08/25(土) 14:36
>>231
最近のプレヴィン/LSOのラヴェルも良いよ。抑制しつつ燦然と鳴る。
…「ボレロ」の末尾で弦奏者がいっせいに叫ぶところね。あれリリース
当時は自発的に声が出たとされたがまさかそんなことないだろう。
アバドには珍しい演出ではないかな。マゼールも変なことやってる
らしいがそれに並ぶイロモノでは。いい演奏ではあるが。

ゼルキンか…いかんせん時機が遅すぎたな。味わい深いとも言えるが。
一生懸命つけているアバドが痛々しい。