あえて問うシリアス音楽家としての大江光

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27西瓜楼
 話は変わるけど、大江の小説の中で、井上道義がモデルと思われる、
指揮者が出ているらしいと聞いたんだが、だれかしらんかい。
28名無しの笛の踊り:2001/08/16(木) 18:06
29オナカイパーイ ◆qN9u0B2. :01/08/31 17:52 ID:EyfOvQaA
>>26
大江の短篇連作「『雨の木』を聴く女たち」の第一作、
「頭のいい『雨の木』」を読んだ武満が作ったのが
パーカッションのための曲「雨の樹」。スケッチ(これはピアノのための)は更にそのあと。
第二作「『雨の木』を聴く女たち」にはその初演時のエピソードが描かれている。
>>27
その初演のラジオ放送用の「僕」のコメント録りの際にモニター室で「僕」の話を聞いていた
「演奏会では主役を演ずるはずの、
 混血ではないのにまったく北欧風な顔をした日本人指揮者」、
これが完全に井上でハゲシクワラタ直後に、
コメントの中で「暗喩(メタファー)」という言葉を使った「僕」に対して
「メタファーだって、それなにいってるの?」
とその指揮者はヴァカ丸出し、失笑を禁じ得ないわもう。
読んでみてください。新潮文庫です。面白いですよ。

そんな感じです。