ブラームスのsym.4thって大好きなんですけど。

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161ブラ4日記
今日から家にあるブラ4を片っ端から聞くことにした。とりあえず古い順に....

ワルター、BBC響(1934)
(11:47 / 11:58 / 5:32 / 10:19 / 39:36)
演奏はやや早めのテンポ。眼一杯ルバートをかけてて、かなり情緒的な演奏です。
第1楽章冒頭のリズムの絶妙さ、第2主題の軽やかさはなかなか心地いいです。
第2楽章はかなりマターリとしたテンポで、12-3小節付近のファゴットとホルンが
旋律をとるとこでほとんどとまりそうなくらいテンポが落ちてますし、トニカの
手前の思い入れたっぷりのリタルダンドなどが特徴かなぁ。第3楽章は家にあるもの
では最短演奏時間(?)。けれども93-106小節でかなりテンポを落としてタメを
効かせたりいろいろ技を効かせようとしてます。181-199小節でテンポをわずかに
落として優美な表情を出すとこなど、ああ戦前のワルターの演奏だなぁ、と。
第4楽章はもっぱらテンポとリズムの変化で変奏を処理している感じでちょっと
浅い印象。以上。