CDジャケットにだまされて

萩氏は弊社のジャケットデザインを一手に引き受けている
デザイン会社イン・トゥルースの自称デザイナーです。
確かにセンスがないうえにプライドばかり高く、
自分のジャケットデザインのおかげで幸田聡子が売れていると思っているほどです。
しかし弊社とのかかわりは複雑で私どももいくらセンスが悪いとは思っても
なかなか彼に対してストレートな意見を言えないのが現状です。
でもそこはしっかりと金銭的な面で見合った額で交渉しています。
つまり安く使わせていただいているわけです。
「キミのデザインじゃあ相場はこんなものだろう」とは言えませんが、
「実はうちの会社は火の車で、実際既に体制見直しをはじめていて
カノ有名な及川でさえリストラ対象なのです」と言えば
一見、温和そうな萩氏は快く仕事を受けてくれます。
そしてかならずしも誠意を持った仕事ぶりではありませんが、
最低ラインのそれなりのものは作れるのです。
そんなわけでアーティストの皆様をはじめ、顧客の皆様には
多大なるご迷惑をおかけしていますが、御了承ください。