敢えて問う!シリアス音楽家としての坂本龍一No.2

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ガチャ
「ただいまー」
返事はない。いつものことだ。
結婚適齢期をとっくに過ぎた今となっては結婚する気も無い。
死ぬまできっと俺は一人きりだ―――この言葉を何回つぶやいたことだろう。
帰ってきてすぐかばんを置いて、ネクタイを外しながらパソコンを起動させる。
そして立ち上げている間に郵便受けをチェックする。いつもの日課だ。
郵便受けを開けてみる。そこにはいつも通りダイレクトメールの束。
―――お、なにかはいってるな。
見てみるとそれはNTTの催促状だった。
考えてみれば俺なんかに手紙がくるはずないのに―――1は自嘲気味に笑った。
そうこうしてるうちにパソコンが立ちあがる。
パソコンの前に座り、ブラウザを起動させる。TOPページはもちろん2ch。
1は昨日テレホ直前にスレッドを立てた。
「昨日のは自信作だからな、100レスぐらいついてるだろう。フフッ」
期待に胸を弾ませ1は自分の立てたスレッドを捜した。
「ない?無いぞ!どうなっているんだ!」焦る1。「まさか100以下!?」
1は動揺した。テレホ前に立てたのに100以下に落ちるなんて!?と。
過去ログを開いて捜してみると案の定100以下に存在した。レス数を見ると―――3!?
何ということだ。昨日あれだけ知恵を振り絞って考えたのに。
―――まあいい。量より質だ。1はそのスレッドを開いた。

ハァ?(゚Д゚)

■■■■■■■■終了■■■■■■■■