ズービン・メータ

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132卒業生
ニューヨーク以降メータの評判はイマイチでけれど、ウィーンで音楽身に付けた
メータには、アメリカはあまりあわなかったのではないのかな?若くして監督に
なったロス・フィルは当時アメリカではBig5より明らかに格下。だからこそ
メータが自由にやれたので、レベルがあがったともおもえるけれど。
一連のロンドンレーベルの録音聴いていると、シエラザードなんか第4楽章は
明らかにトランペットなんか刻みが遅れるし、ブルックナーの4番もあまり
感動できなかった。この点はあきらかにオケに原因があると思う。
NYフィルは、アメリカ的頑固さを持っていて、誰が振っても本質は変わらないみたい。
マズアについてアシスタントしてるやつが、マズアはいつもアメリカ人の歌心のなさを
嘆いているみたい。けっきょく、ヨーロッパの一流を知ってしまった指揮者にアメリカが
あわなくなっていくのじゃないかな。アメリカで実績あげて、ヨーロッパに地位を築く。
ギャラもあげる。
メータはまだこれからも楽しみ。