演奏が難しい楽器

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146名無しの笛の踊り
当方フルート使い。(副: 声楽[テノール]とピアノ)
旋律楽器 v.s. ピアノについて、当方の独断と偏見。

ピアノ: 取り敢えず押せば音は出る。
が、音色の自由度に限度あり。
一旦出てしまった音に変化をつけることはできない。

旋律楽器: 音を出すだけで一苦労。
が、音色の変化は比較的自由。
一旦出てしまった音にさえ後から変化をつけられる。

日頃からロングトーンなどで音色を磨いている Vn, Trp, Fl, etc.
の奏者たちは、グノーの "Ave Maria" を伴奏なしで演奏して
聴衆を感動させることも出来るだろう。

一方、ピアノで "Ave Maria" の旋律だけを演奏して聴衆を感動
させることは至難の技ではあるまいか。

# ピアノの演奏で音色を千変万化させることの出来る奏者には
# 感心させられる。(イングリット・ヘブラー女史など)