フーガの技法

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28ジルバーマン
 スィングル・スィンガーズという連中が、「スキャット」で第9曲
をやってます。フィリップスの「ジャズ・セバスティアン・バッハ」
というアルバムに入っており、他にパルテータ第2番や、二つのバイ
オリンの・・までスキャットで奏でられているのだから驚きです。
 第9曲は、全曲中でもとりわけファンキーな曲だけに、スキャット
にアレンジされたものでも不思議と違和感なく楽しめるようです。
 また、ある意味オルガンよりも、各声部のメロディーが輪郭もはっ
きりと聞こえてくるし、それゆえに複雑に絡み合ったフーガの構造が
よくわかる演奏になっています。是非聴いてみてください。