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名無しの笛の踊り:
みなさん
世界は大変みたいです。
【エルサレム31日=共同】エルサレムで七月に演奏される予定だ
ったドイツの作曲家ワーグナーのオペラが、イスラエル国内の強い
批判で中止された。コンサートの主催者が三十日、プログラム変更
を発表した。
ワーグナーはナチス・ドイツの反ユダヤ主義に大きな影響を与え
た。作品は、イスラエルでは昨年十月、地方交響楽団が初めて正式
プログラムとして演奏したばかりだが、依然タブーであることが示
された。
今回は「イスラエル・フェスティバル」で、ベルリン国立歌劇場が「ワルキューレ」を演奏するはずだった。だが「ナチスのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を生き延びた人たちへの侮辱。公の場所での演奏は許されない」と強い反発を招き、国会でも論議に。
自らもユダヤ人である指揮者ダニエル・バレンボイム氏は「全くばかげている。西欧音楽におけるワーグナーの功績は否定できない」と反発したが、主催者の要請でプログラム変更に同意。シューマンの交響曲などに変えたという。