115 :
名無しの笛の踊り:
「トロヴァトーレ」
の場合は必ずしも荒唐無稽とは思わない。
ただ辻褄が合ってないだけだ(笑)。
「運命の力」
はむしろご都合主義と呼ぶべきだろう。
安直に受けねらいでドラマティックなシーンを連続させた為に、偶然の再会とか
あまりにも多すぎる。
まさに運命の力に導かれて、出会いと別れ繰り返し…。
荒唐無稽なオペラの代表作は誰しも認める「魔笛」。
あとヘンデルのオペラも相当ひどい。
どちらにせよもし「運命の力」が音楽面で「トロヴァトーレ」と同じ位充実して
いれば、もっとひんぱんに上演されていたはず。