音楽評論家・Rabbit こと、川鍋 博 って何者?

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147名無しの笛の踊り

久しぶりに全文通して読んでみた感想は、やはり音楽評論という文章形態の持つ難しさと、
それを克服した宇野功芳はいかにこのジャンルにおいて傑出していたかということであった。
鴨鍋はもちろん語彙、文法、論法と言った文章の三要素を全く度返しした語法を試みながらも、
結局、キチガイっぽくせざるを得なかったが、これは単に日本語を知らないだけではなく、
自己愛性人格障害のごとく、自意識過剰→かっこよく書きたい→意味不明な文章、と言う風に、
一度はまともな日本語を書くことを試みながらも、それを、新規な語法へと昇華させた上で、
真の意味での支離滅裂主義とも呼べる語法の獲得に成功したと受け取るべきであろう。
さらにそこには音楽全般の知識の欠如という一般評論家らには持ち合わせていない要素が
加わるのである。