27 :
名無しの笛の踊り:
交響管弦楽のための音楽は、第1楽章の終わりまでトランペット、トロンボーン
がミュートを付けたままで、次の第2楽章のシンバル一打でミュートを外して
吹くことになります。初演の時だったか、楽章間の合間無しにやってしまった
のでミュートを外すのが間に合わず、シンバル一打で音が鳴らなかったため、
シンバルを何度も鳴らす派目になったとか。そのコンサートが終わった後、
芥川さんに誰かが「音楽は良かったけど、あのシンバルは一回でいいね」と
言われて苦笑いしたとか。と言うのを芥川さんの本で読んだ覚えあるな。