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629名無しの笛の踊り
La Roqueいってきたぜい!
スゲー田舎だった。まず鉄道が通っていない。バスが通っているはずだけど、
どこに停留所があるのかもわからない。メールで交通手段を問い合わせたら、
バス会社の電話番号教えてくれたけど、電話するのもかったるいので、車で
片道800km運転して行くことにした。

会場はLa Roqueの集落の片隅にある公園の池の上に臨時の舞台をつくり、
やはり鉄骨製の臨時客席が扇状に設置されてた。もちろん野外で、虫が鳴いて
たり、犬が吠えてたり、バイクの音が聞こえたりなかなか気が散る。雨のとき
はどうするのかと思っていたが、どうやらこの季節には絶対に雨が降らないこ
とになっているらしい。

聴いたのはルガンスキー、ルデンコ、ブロンフマン、ランラン、ヴォートと
レシュテツキーというロシアの女の子。

ルガンスキーは一番人気で会場は熱気ムンムンだった。彼は繊細さと美音と
端正な曲の構成を追及しているようで、情熱というか気迫というか火花が散る
ような天才的なインスピレーションで押していくキーシンとは明らかに別の指
向を持っていた。ロシアの若手一番手と二番手で住み分けができていいんじゃ
ないかな。