自称音楽評論家 高本秀行氏

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180名無しの笛の踊り
川上のリサイタル大予言

お告げを聞いたというイタコにふさわしい霊媒者然としたおぞましい姿を
化け物と呼んだ主催者の慧眼には恐れ入る他ない。

その化け物がひとたびピアノに向かうや、本人が「そんなに大きな音?」と
いうほど響き渡る音は全編にわたって全くコントロールを失っており、スコアの
頭から終わりまでffffffの指定でも付いていたのかと誰もが耳を疑った。

霊媒川上の本霊・ ・ ・いや本領は開始から五分を経過したあたりから始まった。
何と居合せた聴衆900人はまるで何かに魅入られたかのように集団催眠術に
陥ってしまったのである。

演奏終了時に何とか本人の姿を直接ではなく鏡に映して見ていたために起きていた
ペルセウス高本のブラボーの掛け声で覚醒した聴衆は、予定していた「逝ってよし」や
「あぼ〜ん」などのブーイングを浴びせるのに失敗し、まんまと高本&化け物川上の
術中にはまってしまった格好であった。

(聴衆内訳:親戚・関係者700人、招待客100人、通りすがり60人、煽り目的の2ちゃんねらー40人)