新国「ライン」について語ろう!

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40名無しの笛の踊り
観た。(4/6)

最初は、まったく意図の読めない演出と
視界を妨げ歌手の声量の乏しさを浮き上がらせる舞台装置に
心底ガックリした。

でも、後半から楽しもうと割り切ったらそれなりに観れたよ。
でもあの演出は悪い夢見てるようだね。なんかさ。
バイオレンスだし。

東京発リングなら
浅利慶太演出でよかったんではないか?
ミラノ蝶々流にファゾルトとファフナーが足袋履いた大工でさ、
幕前からトンテンカンと天守閣のようなヴァルハラを築いている。

ガイジンは日本にそういうのを期待してると思うよ。
外に媚びろというのではないけど、そいうのも観たいし
そもそもこの上演観ても東京発であるカラーはどこにもないもの。
ロンドン流なんでしょ。結局。
日本人として自慢できる上演にしてよ。

あと、三谷幸喜演出でもいいと思うぞ(半マジ)。
ヴァルキュウレなんて壮大な家族ドラマ的要素もあるわけだし。

音楽はシティフィル公演同様、アルベリヒの島村さんにつきる。
存在感のない、でくの坊ヴォータンよりも場を締めていた。
ミーメもいい。
シティフィル公演が一回しかなかったのが惜しいね。
既に伝説か?
飯守さん、続きよろしく。